視覚処理に思うこと。1月の予定更新。
「クリアにピントが合う範囲を増やしたい」
両眼視をテーマにして書き始めたのですが
途中で変えました。
今回特徴的だったのが、
右眼の視力が出にくいこと。
それから左眼がからだに与える影響が大きいこと。
①右眼は近視のレンズを変えてみても、
あまり見え方に変化が起こりません。
断然右眼優位で目を使っているのに。
②右眼→左眼→両眼と検査することが
多いのですが、左眼から両眼に移るときに
負担を感じることもわかりました。
以上の2点と他の方の検眼経験から、
もしかしたら左眼の環境が変わることで
右眼の状態に変化が起こるかも？と考えました。
しかーし。
左の近視度数を変えても右に変化は起こらず。
乱視も同様でした。
視力の出にくさの理由が違うようです。
今回の場合は調節力にありそう。
『他の方』は視覚処理にありました。
このままだと見え方に左右差が出過ぎて
負担になりそうなので、左右差を出来る限り抑えて
両眼での視力が5mで0.8程度に
暫定で合わせることに。
(最終決定は身体バランスで確認します)
ここから両眼視の検査へ。
ドキドキしちゃう。
両眼視の検査は、
カウンセリングで浮かんできた内容と
リンクすることが多い気がします。
両眼視の検査は
左眼でヒトの絵、右眼でバスの絵を
捉えるように設定された機械を使います。
左眼と右眼の情報を脳が処理(融像)することで
バスにヒトが乗っているように見える仕組みです。
この検査では、対象を捉えるときに
黒目がどこにあるのか分かったり
融像した時に脳がどんなことをしているのかを
知ることが出来ます。
今回起きた中で興味深かった視覚処理は
バスにヒトが乗っているけれども、
ヒトの周りにあるはずの座席が消えていたこと。
バスが丸ごと消えるのではなく、
ヒトの周りだけ消えていました。
実は近視の検査の時にも
同じことが起きていました。
「何番まで見える？」
「6番が見えるんだけど5番がぐじゃってなる」
こんなことが何度か。
5番単体は見えていて、6番を見ると5番が歪む。
対象を捉えようと意図を持ったとき、
背景が一部変化しているようです。
検眼中は、融像するために情報の一部を
抑制しているのかなと考えたのですが
こうして振り返ってみると、融像するためとは
言い切れないことがわかります。
片眼ずつの近視検査でも起きていたことだから。
右でも左でも起きていました。
- 対象を捉えるために対象以外を抑制している
- 対象以外の一部を抑制することで対象を捉えている
- 融像するために一部を抑制している
この方の脳の選択がどれなのか
今のところわかりません。
どれも、かも。
カウンセリングから浮かんだキーワードは
『境界線』『混じりけのないクリアな世界』
繋がりそうな気配です。
個人的なところに触れてしまうので、
カウンセリング内容から離れますね。
以下にわたしの気づきをまとめます。
今回のカウンセリングと検眼で
わたしが気づいたことは、
『対象の範囲』です。
フォーカスするもの=対象が
微細にわたり明らかであるほど、同時に
対象以外が明らかになり
対象をクリアに捉えるためには
境界線がキーになる。
出店の型抜きと似ているなと思います。
きれいに型抜きするためには境界線が重要です。
周囲は問題ではない。あってもなくても。
なにを捉えるのか。
どう捉えるのか。
どう在りたいのか。
カウンセリングと検眼で、
どんどん明らかになります。
今回のカウンセリング&検眼で起きたことや
わかったこと、気づいたことは
他にもたくさんありました。
この個性豊かな眼の持ち主は、こちら。
カラダマニア仲間のロルファー利香さんです。
彼女目線の記事もぜひご覧ください。
全部書こうとすると超大作になりそうなので
またとりとめない内容ではありますがここまで。
また思うことがまとまったら書きます。
きたみ。
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きたみー。