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作詞「ゆううつのカムパネルラ」

2019.12.28 01:29



とおくで空がながれている


アクリルでぺったりと重ね塗りしたみたいな景色は、安心できた


ひかりのこどもたちは おとぎの国へゆく

ひかりの届かない 

うすく灰色がかったそこは

カサカサの肌の 怪獣をよぶ


アクリルの空も ミニチュアの人も 

豆つぶのダンプカーも

みんな作りものだったらよかった


もしそうなら ぷかり ゆらりと浮かぶ

雲に色をつけて

ゴムにつめて風船にした


手の届かないこどもに 

夢のくにへの片道きっぷをわたした


わたしは どこにもいけずに無人バスにのる

握りしめてた硬貨の意味がわかんなくなる


かなしいな


白鳥の停留所はあかるく

まっさおな顔をしたわたしがのりこんできて

手をとった


「 」


わらう小鳥たち 

ゆれる木々は、とうめいな嘆息をつく


一面中まるく光る つややかなみずうみ

いっしょにとけたら、たのしかったでしょう

ひとりを望んでしまうのは、

どうしてなの?

赤いきつねのおやこは、

もうじきゆりかごのなかなのに



どこかしらない異国の土地で、

わたしは跳ねる

おどって、just dance ただ それだけの


ラヴレターは、届かなくてよかったの


こうふくの木曜日 

夢のくに発 石炭袋ゆきよ。