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森羅万象研究家 町田 達是     (まちだ さとし)

こだわりや思い込みが人生を苦しくする・・?!

2019.12.31 12:00


世の中には、「大変だあ!」と騒いでいる方が沢山いらっしゃいます。

しかし、よくお話を聞いてみると、ちっとも大変ではないのです。

だって、多くの場合、その人の生命に関わる話ではないからです。


原因は、その方が何の根拠もなく持ち続けている、こだわりや思い込み、執着にあります。

その「信仰」さえ放棄すれば、いとも簡単に道は開けるのです。


そのこだわり、思い込み、執着と言う「信仰」は、人により誠に様々ですが、

例えば、生活地域、建てた家、職業、就職先などに強いこだわりを、頑なまでに持ち続けている人が多いのです。


「東京にしか住めない。」、「東京以外は人間の住むところではない。」、

または、そんな事さえも考えた事のない「東京が全て」派の人がほとんどの東京。


また、「自分はこの仕事は以外は出来ない。」とか、

「自分はこの会社と共にこそあるのだ。」と言う会社忠誠派。


どれも、実は本人が思っている程の意味はないのです。


そのうちのどれか一つを放棄する事によって、方向、方針転換する事によって、

思いもよらない素晴らしい人生が開けると言う事実を知って頂きたいのです。


こだわりと言うのは、ブラスに働く場合もあります。


例えば、湘南地方では、沢山のサーファーの皆様が波乗り生活を堪能していらっしゃいます。毎朝、日の出を拝み、波を見て、浜へ出て、サーフィンに興じてから仕事へ向かい、

夕方帰って来て、また海へ出る。そして、家族や仲間達と夕陽を見ながらビールを飲む。

彼らは、自分にとって最も大事なサーフィン生活を実現する為に、仕事を変え、勤務先を変え、他の土地から湘南地方へ越して来たのです。


ポイントは、たった一つの夢を実現する為に、他を調整している事、ちゃんと自分の人生を考えて行動したと言う事です。


ただ、何となく、偶々、今の場所に住み、偶々、今の仕事に就き、偶々、今の会社に入って、何となく過ごしている、これでは、人間として意識して人生を過ごしているとは言えないのです。


そして、空さえ望めない生活、物価に比べて低い給料、実力に見合わない待遇の仕事に甘んじなくてはならず、「大変だあ!」となるのです。


人間は、自分の人生をきちんと意識して、哲学して、決めて行く事が大事なのです。



教訓: もっともっともっと楽しく、有意義な生活があるのに---。