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御宿『かわせみ』

2004.05.05 15:42

私は今、NHKのテレビドラマ御宿『かわせみ』を毎週、楽しみにしています。

連続ドラマの途中から見たのですが、これがとても面白くて、やみつきになったのです。

ですから、仕事や飲み会で夜遅くなる時は家族にビデオに撮ってもらっているのです。

例えば、『狐の嫁入り』の話では(借金のかたに無理やり、強欲な金貸しの息子の嫁に

ならされる)商人の娘を救う内容になっています。

『息子』の話では(親子喧嘩の絶えない)大工の職人の親子の絆がテーマになっています。

そして、毎回のドラマの最後で、かわせみの女主人るいと東吾の仲むつまじいシーンは

何とも言えない味わいがあります。

時代劇、御宿『かわせみ』の作者である平岩弓枝が伝えたい共通メッセージは何でしょうか?

それは家族、恋人の人情味だと思います。これが、事件を通じてにじみでていて、

私を感動させているのでした。

人情時代劇はテレビや映画に多く取り上げられています。

例えば、 山本周五郎の『あかひげ』、『雨あがる』などです。

映画『7人の侍』を撮った黒沢明監督はかつて、言っています。

『私が映画を通じて伝えたいメッセージはヒューマニズムである。』

かつて、私の上司が会社の飲み会などで、遅くなると電話で家族にテレビの『水戸黄門』の録画をしておくように伝えるのを見たことがありました。

その時はワンパターンの『水戸黄門』シリーズのどこが面白いのかと思った事がありました。

テレビで午後8時45分になると助さん、角さんが印篭を見せると、悪い相手が水戸黄門に平伏します。毎回、同じでないか。

しかし、今は違います。かつての上司の気持ちが良く理解できます。

私の見方が間違っていたのでした。

長寿番組になった原因の一つが『人情味』だったのでした。

私はこのホームページのエッセー、フィクションを通じて、『人間愛』をメッセージとして、伝えられるように努めているつもりです。

これこそが人生にとって、最も大切なものだと思っているからです。