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Violinist 蓑田真理 Official Web Site

自分の居場所を求めて今年も肉を焼く

2019.12.28 22:43

学校が早々に休みに入ったこともあり今月の初めにドイツに近いフランスのストラスブールに行ってきた。クリスマスマーケット発祥の地と知られている。ロンドンの最大の利点はヨーロッパの近隣諸国に出易いことかな。大体1万円もだせば往復出来る。時間も3時間あれば大抵の国に行けてしまう。

ロンドンからユーロスターを乗り継いで約4時間。

小さいけれど上品な街だった。人生を豊かに過ごしている人々が多いように感じる。

街によっても其処に集まってくる人に拠っても街の雰囲気といのはだいぶ変わるものだ。もちろん食に拠っても変わる。ストラスブールでの食事はそれはそれはとても美味しかったです。味も何というか素朴なんだけれど洗練されている。

都会で過ごすのはとてもエキサイティングで刺激に溢れているけれど、時折すごく大事なものを忘れがちになってしまう気がする。自分に合った街、生活を見つけることが難しいけれど其れを見つけることに時間をかけても良いのかもしれない。

もちろん街はシーズンということもありイルミネーションとクリスマスマーケットでにぎわっていたよー。旧友にも会えたし。

ロンドンに戻ってくるとそこら中でクリスマスソングとクリスマス休暇を楽しんでる人たちが居る。みんな本当に、こういうセーターを着てたりするの!

私はといえばこの時期にローストビーフを焼くというここ近年のマイブームがあり今年も肉を焼いたよね。こっちの肉の塊は脂身が少ない分見た目よりあっさりしているよ。量が多いから焼き加減が難しいけれど。

そしてひょんな事からブリティッシュのファミリークリスマス会にお呼ばれしたので参加してきた。日本でいうお正月と同じかな。親戚が昼くらいから集まってターキーを食べ(おせち)お決まりのゲームをし(百人一首てきな)夕方からTVの前に集まり、女王のクリスマススピーチ(天皇陛下のお言葉的な)を聞いてお開きとなる。24日は友人や恋人と25日はこうしてファミリーで集まるのが例らしい。

どの国でもそうかも知れないが女性たちがパワフルで元気。

今年を振り返るのはもう少し先にします。