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何者かになる過程

【記録】2019年。あたたかい冬

2019.12.29 09:21


こんにちは。日野あかりです。

毎日気温が不安定ですね。わたしはこないだ久しぶりに風邪をひいてしまい、一日寝ていました。食欲がなくなることがやばさのバロメーター。


いま書きたいブログが、

・楽園王『授業』のこと

・最近観た演劇のこと

・2019年のまとめ

と盛りだくさんでして、何から書こうか迷っているところです。

でもこのブログは、2019年のまとめとして書き出そうと思います。


2019年に出演させていただいた作品を少し振り返ってみようと思います。


2019年01月 NICE STALKER 高校生参加型WS公演「本物高校生vs偽物高校生」

2019年02月 矢崎純也プロデュース「トゥエンティ」

2019年03月 楽園王「ELECTRIC GARDEN」

2019年06月 桃尻犬本公演「山兄妹の夢」

2019年07月 ソラリネ。#26「蝶」

2019年08月 モノローグ演劇祭 本戦 Aブロック→準決勝に進出

2019年08月 劇団埋れ木「瓶に詰めるから果実」

2019年10月 モノローグ演劇祭 準決勝→残念ながらここで敗退

2019年12月 Antikame?「微かなひかりに満ちている」


すごいーー。たくさん演劇しました。

それぞれに、まとめたブログのリンクを貼ってみましたのでもしご興味あれば。


それぞれに思い出深いけど、NICE STALKER・桃尻犬と観客として大好きな劇団に出演できたことがとても嬉しかったな。

そこで出会った俳優さんたちも皆上手くて面白くて、今後も精進しよう!と思う次第です。

トゥエンティではguizillenの辰海さんとご一緒出来たのが、その後のモノローグ演劇祭にもつながっていたので、2019年の流れをつくったのかもしれないです。

新生館の素舞台であの芝居やったの結構思い返すと面白いな。靴がない世界線って何だろう…。

楽園王は初めてヒロイン的な立場で出させていただいて、物語の牽引みたいなものの難しさを感じた気がします。作品を俯瞰した時の登場人物としての役割を考えた公演でした。

そのあと4月から、上には書いていないけどモノローグ演劇祭の予選が始まってました。

予選の時からものすごく緊張したなー…。予選の楽屋でアマヤドリの大塚さんとお会いして、その時にはAntikame?の話なんかもあったので、すごくつながりを感じました。

そして怒涛の夏。

桃尻犬、ソラリネ。、モノローグ演劇祭本選、埋れ木。

台本を2つ3つ抱える生活で演劇体力がついたのもあるけれど、その隙間に今年は入籍と結婚式もしたので、なんか人生の中で最も秒で終わった夏でした。

桃尻犬ではプロポーズを断る女の子の役だったんですが、その公演中に入籍して、1週間後に結婚式あげたというまさにONOFF切り替えが大事だね!っていう。


モノローグ演劇祭準決勝。

ブログにもすでに書いたので書くことはそう多くないけれど、今思い返してもなんか夢みたいな時間だったというか、現実味がないな。

でもたくさんのお客様に自分という俳優を見てもらって、モノローグを味わってもらったことが間違いなく今後の演劇人生に影響してくるような、特別な体験でした。

最後、Antikame?

吉田さんとの出会いは今年(去年だけど)の一番素敵な出来事かな、と思っています。

賛否ある作品スタイル?なのかもしれませんが、わたしはとても好きだなと思っていて、そういう作品と出会えてよかったな。



じゃららっと振り返ってみただけでこんなにも字数…。

本当に充実した1年を過ごしました。お客様や支えてくれる周囲の皆様のおかげです。ありがとうございます。


個人的には、仕事との両立もうまくいきはじめて(相変わらず秘書です)

次にどうするか、みたいなこととかも考えだしています。

よくある言説ですが、本当に、人生は選択の連続だ、というか選択でしかない。と心から思っていて。

何も選択してないように思えても、そういう態度を選択していることになってしまう。

だったら、もっと能動的に、やりたい方向やなりたい自分に近づけるものを選択していかないと、停滞もしくはダウン傾向になってしまうなーと思ったりします。

でも頑張り続けるのは苦しいときもあるから、そのへんはバランスとりながら。

ただ演劇のことが好きで好きで嫌いで好きで、ずーっとそういうことを考えて生きていければいいな、と思った1年でもありました。


変なことを言っている。


2020年は1月の楽園王がまず最初。

粛々と稽古しています。なんだかおもしろい作品になってきていて、どこまでいっちゃうのかしらん、という感じです。

夏のオリンピックの期間は山奥にでも逃亡したい気持ちですが、引き続き演劇をやっていきたいと思いますので、いろいろお声がけいただければ嬉しいです。


それでは、よいお年を。



ひの