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[大晦日]年越しそばや鏡餅づくりで縁起の良い新年を!

2019.12.30 00:00

特番大晦日といえば、餅つき・年越しそば・除夜の鐘・年末の特番テレビのイメージがありますね!

年越しそばの意味は?食べるタイミングは?

年越しそばを食べるようになったのは江戸時代からです。
元々、江戸時代の商家では毎月30日(晦日・みそか)にそばを食べる習慣がありました。
忙しい晦日は手早く簡単に食べられるようにということからだったようですが、それが大晦日に食べるものとして一般に広まったといわれています。

「そばのように細く長く長寿であるように」との願いが込められています。
そばはうどんなどと比べて切れやすいことから「一年の苦労や災いを断ち切る」という意味もあるようです。
また、金細工の職人が作業場で散った金をそば粉の団子で取っていたことから、そばは金を集める=金運を願うという説もあるとか。 

食べるタイミングは?

地域によって異なりますが、年が変わるまでに食べ終わらなければ幸運を逃す、縁起が悪いといわれています。
片付けは年を越さず年内に済ませましょうという戒めも込められているかもしれませんね。


楽しい年越しを迎えて、新年にすることは?

年末はご家族で団らんされる方、カウントダウンイベントに参加される方、映画館でオールナイト映画を見て過ごされる方もいらっしゃるかと思います。
新年0時から初詣に行かれる方も多く、この時は電車も特別ダイヤになっていたりしますね。
それぞれに楽しい年越しをお過ごしください!
新年にはしめ飾り・鏡餅を飾るご家庭も多いのではないでしょうか。

しめ飾りで正月に我が家に年神様を迎えましょう!

現在のように、しめ飾りや鏡餅などを飾るようになったのは、江戸時代に入ってからのようです。
門松と同様、正月に年神様を迎える準備として玄関口や家の神棚に飾ります。

元々は、神社にしめ縄を張るのと同じく、自分の家が年神様を迎えるのにふさわしい神聖な場所であることを示すために、家の中にしめ縄を張ったのが始まりだといわれています。

しめ飾りは、しめ縄に裏白(うらじろ)、ゆずり葉、橙(だいだい)などをあしらって作ります。

常緑の葉である裏白は「長寿」を、ユズリハは新芽が出てから古い葉が落ちることから「家系を絶やさない」という願いが込められているそうです。
橙は「家が代々(だいだい)栄える」として、縁起物として使われています。 

飾る時期は門松と同じです。 しめ縄 神様を迎える清浄な場所であることを示す飾りで、周囲の汚れを絶つ印として用いられてきました。 いわば、ここからは神様の領域という標識のようなものです。 

鏡餅はなんで丸いの?飾り方は?

お正月に大小の丸い餅を重ね、年神様へのお供えとして神前や床の間に飾ります。
正月に餅を食べる習わしは、中国で元旦に固い飴を食べる習慣にあやかって、宮中で「歯固め」の儀式として始まったそうです。 元々餅は、神様に捧げる神聖な食べ物として用いられていました。

鏡餅といわれる理由は、昔の鏡が円形だったためで、人の魂(心臓)を模したことから丸餅になったなど、諸説いろいろあります。
また、大小2つ重ねるのは、月(陰)と日(陽)を表していて、福徳が重なって縁起がいい、めでたく年を重ねるという意味があるそうです。

飾り方は、奉書紙か半紙を敷いた三宝(さんぽう)という食物を供える四角の台に「裏白(うらじろ)」と子孫繁栄を祈る意味を持つ「譲り葉」を敷き福を表す「昆布」を置いて「餅」を重ね「橙」を載せるのが一般的。 1月11日の鏡開きまで飾ります。