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なにがどうしてこうなったのか俺はまだわからない

[千羽鶴・古着・生鮮食品]自己満足でなく相手のことを考えて考えて考えまくろう

2016.04.25 06:00

これを読んでる人にももしかしたら、このような物を被災地にお送りした人もいるかもしれないことをわかっていながらあえて書きたいと思う。


何かを送る時には、相手が喜ぶというだけでなく【将来的にどのような処理になるか】ということも大事だということをこの場を借りて伝えたい。

まず前提として考えたいのは、「今何を欲しているか」「その物がしばらくの間どのように生かせるか(ゴミにならないか)」だと思う。


『千羽鶴や寄せ書きの紙などなどなど』

気持ちは嬉しい。これは当然のことだと思う。

送った人からすれば、まさか迷惑になるとは思ってないし100%善意だと信じているが、もらった方からすれば「で?これをどうしろと?これでお腹いっぱいになるの?」と思われても仕方ない。

考えてみてほしいんだけど、それでなくても震災でガレキやホコリなどでいっぱいだ。

全部を早いところ処理してスッキリした環境にしたいと思っているはず(あくまでも個人的な意見)

そんな中、特に今必要にならずむしろどこに置けばいいの?捨てていいの?と思わせるものは本当にありがた迷惑な物だと思う。


『古着』

これは自分も一瞬「え?そうなの?」と思った物だけど、調べてみてよく考えたら意味がわかってきた。

古着は古着。決して新品ではない。

衛生面が「よくわからない」という点もある。

この間、ブログでも書いたけど感染症が広まる中どこの誰がつけた物かわからない衣類や下着などが送られてきてもそれは怖いのではなかろうか。

無論、怪我をしている人もいるんだし古着は無理だろ!

いや怖い。

想像したら本当に怖くなってきた。

どこぞのおっさんが身につけたトランクスとか送られてきたら、怖い。


『生鮮食品』

とっても新鮮な鮭や、とっても新鮮や大トロ、活きのいいアワビなどが送られてきたとしよう。

衛生面が不安な中でどう食べるの?

それもすぐ食べられるの?

どういう状態かわからないんだよ?


よく考えてみよう。

「日常」というものが失われているというのは、つまり普通の生活ではなくなっているということになる。

善意で送ろうとしても、それは相手が望むものでなければいけないし、こういった非常事態の時はますます相手側への配慮が最優先されるよ。