1985年の1月にアメリカのアーティストがアフリカの飢餓と貧困を解消する目的で『USA for Africa』というプロジェクトを立ち上げ、作られたキャンペーンソングだ。作詞・作曲はマイケル・ジャクソンとライオネル・リッチーが共同で行い、プロデュースはクインシー・ジョーンズが担当。
1984年にイギリスのボブ・ゲルドフによるエチオピアの飢餓救済プロジェクト『バンド・エイド』を発足させ、発表したチャリティー曲「Do They Know It’s Christmas?」の成功に刺激を受けて、翌年にアメリカで立ち上がったプロジェクト。ゲドルフもここに駆けつけ、キーノート・スピーチを行い、コーラスの一員としても参加しています。
嬉しいことに、『USA for Africa』は依然として活動を続けていて、エボラ出血熱や気候変動問題、医薬品提供などで、依然として“We are the world“で得られた印税が原資で、従前ほどではないにしろ、いまだに印税が得られているとのこと。主要な国々はアジアの国で、とりわけ日本だと事務局は感謝していた。