#AKB48 #僕たちは戦わない #反戦歌 明白事実
最初に僕の意見
僕自身は「中道保守路線」を目指していますが、「平和主義に左派も右派もない」と考えています。保守本流は護憲。「日本の国益」を考えるなら、戦争はすべきではない。左派のLGBT推進や暴力革命には断固反対です。
#聖書 - たった一人の人間の命は全世界の全てのものよりも重く価値がある
日本と大分と指原莉乃の左翼的考察|ケンケンのブログさんより
MVの主題は戦場そのものである。
「僕たちは戦わない」と歌いながら、戦争を模したアクション映像というのは、戦闘シーンをエンタテイメントとして用いながら、戦いの悲惨と悲哀をも描くという趣向だ。こう書くと矛盾しているように思うかもしれないが、この趣向はむしろ戦争映画の王道である。
「UTAGE」で、「どんな歌詞なんですか?」と問われたセンター島崎遥香(ぱるる)が、「歌詞を読んでください」と「塩対応」して笑いを誘ったことがあった。確かに歌詞を読めば解説などいらない明白さである。
タイトルでもある「僕たちは戦わない」のフレーズは、繰り返されるサビでリフレインされる。
サビでは「振り上げたその拳 誰も下ろす日が来るよ」と希望を語る。
Aメロの「憎しみは連鎖する だから今 断ち切るんだ」も印象的だ。
ブリッジでは「たった一つのボタン 掛け違えて 啀(いが)み合った 今日までの不幸 許し合おうよ」とも歌う。
ぱるるをセンターに「僕たちは戦わない」と歌わせることの自己アイロニーは、秋元康らのAKB運営が意図したものとしか思えない。
「僕たちは戦わない」発表のタイミングは、集団的自衛権容認が法案化されて国会に提出されることをはかったかのようなものであった。ぱるるの自衛官募集CM出演に寄せられた批判は、そんなに数が多いとは思わないが、それでも戦争に若者たちを駆り出すことを政権と共謀したものだという批判があったことは心外だったろう。
だが、自分たちが戦争に利用されることに無自覚であるとも思えない。秋元は、作詞活動でときおりインテリ趣味を披露してきた。「ユリイカ」とか「ここがロドスだ、ここで跳べ」とかの語を用いる趣味は、彼がいた1980年代ニューアカデミズムの空気を感じさせるものである。そして、当時は若手だったニューアカ文化・知識人たちは、大衆的影響力は当時にはまったく及ばないとしても、それぞれの立場で重要な立ち位置を占めている者もいるが、かなりが公然たる解釈改憲に反対の声をあげている。
そんな情勢で、当代一のヒット曲(「総選挙」投票権付きなのだから間違いない)に反戦歌を送り出すことの風刺性を、秋元はひそかに面白がっているのではないか。そんな想像をしたくもなる。
反戦デモに「僕たちは戦わない」がさかんに使われたら、秋元はもっと面白がるかもしれない。そんなことになって、安倍晋三首相に苦情を言われたとしたら、秋元はどう対応するか、ということも想像したくなる。
実際には反戦平和運動家たちはAKBには無関心だったり、少しでもあればAKB商法に批判的だったり、秋元康と政権が親密であることに敵対心をもっていたりして、広く反戦デモに「僕戦」が使われることはありえないだろう。
「しんぶん赤旗」のコラムが、「僕たちは戦わない」を絶賛した。
「いま平和の願いをこめた歌が共感とともにひろがっています。それは戦争への道を声高に進む安倍政治と無関係ではないでしょう」(4月12日付)
とか
「AKB48の新曲「僕たちは戦わない」が店売初日に147万枚をこえる史上最高の売り上げを記録しました。振り上げた拳を下ろそう、と訴えた歌が若者の心をとらえているのでしょうか」(5月29日付)
とかの評価は、執筆者のおそらくベテランの「赤旗」記者が、「AKB総選挙」というものの無知をさらけだしているもので、「身内」としては微笑ましくも思うが、同時に、ぱるるが「歌詞に注目してみてほしい」と発言していることも引用していることは興味深い。
僕は「僕たちは戦わない」ミュージックビデオ(MV)のフルバージョンを見て、ファーストガンダムを連想した。
ファーストガンダムの戦闘シーンは、爽快だ。アムロ・レイが乗り込むガンダムが鮮やかに勝利していくさまはわくわくする。
しかし、ファーストガンダムを暴力的で好戦的であるだけのアニメだと思う者は皆無だ。そこかしこに、戦争の恐怖や残酷や悲哀が描かれ、厭戦のメッセージがふんだんに提示されているからだ。
、フルバージョンはつくりこまれた映像だ。そのストーリーを含めて。
再び繰り返し
MVの主題は戦場そのものである。
「僕たちは戦わない」と歌いながら、戦争を模したアクション映像というのは、戦闘シーンをエンタテイメントとして用いながら、戦いの悲惨と悲哀をも描くという趣向だ。こう書くと矛盾しているように思うかもしれないが、この趣向はむしろ戦争映画の王道である。
名うての好戦作家・百田直樹原作の「永遠の0」を映画で見た知人のほとんどは「戦争の悲惨さ」の印象を口にする。百田がいかに戦争と特攻の美しさを作品に込めようが、CG技術の発展で戦闘シーンがリアルな映像で表現できるようになった現在では、そこには戦争の恐怖が描かれてしまう。
もう一度、僕の意見
僕自身は「中道保守路線」を目指していますが、「平和主義に左派も右派もない」と考えています。保守本流は護憲。「日本の国益」を考えるなら、戦争はすべきではない。左派のLGBT推進や暴力革命には断固反対です。
#聖書 - たった一人の人間の命は全世界の全てのものよりも重く価値がある