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クリスチャントゥデイさんより
理論物理学者ミチオ・カク氏「人は知的存在の創造した世界に生きている」
ミチオ・カク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
ミチオ・カク(加來 道雄、Michio Kaku、1947年1月24日 - )は日系アメリカ人(3世)の理論物理学者、作家。専門は素粒子論、とくに超弦理論。
プロフィール
ミチオ・カクは1947年1月24日にカリフォルニア州サンノゼで生まれた。幼年時代を振り返って、自分は日系3世で、祖父はサンフランシスコ大地震(1906年)の後片付けのためにアメリカへ来て、父親はアメリカ生まれだが日本で教育を受けたので英語はあまり話さず、両親ともに太平洋戦争中にテュール・レイク(Tule Lake)などの日系人の強制収容所に入れられていた時に知り合い結婚し、兄はそこで生まれた、と語っている。
パロアルト市の高校時代に理論物理学者のエドワード・テラーに傾倒する。1968年ハーバード大学卒業。1972年カリフォルニア大学バークレー校のローレンス・バークレー国立研究所より博士号を取得。 1973年プリンストン大学講師を経て、25年以上ニューヨーク市立大学シティカレッジ物理学部教授として教鞭をとる。現在は同大学教授の他、プリンストン大学とニューヨーク大学の講師。
弦理論に大きな貢献があり、いわゆる弦の場の理論の創始者の一人。科学の普及活動に熱心で多くの著書を出版、ベストセラーも複数ある。科学解説者としてディスカバリーチャンネルなどTV出演もこなす。
著書
『人類、宇宙に住む 実現への3つのステップ』ミチオ・カク(著)、斉藤 隆央(訳)、NHK出版 ISBN 978-4-14-081776-6
『2100年の科学ライフ 』ミチオ・カク(著)、斉藤 隆央(訳)、NHK出版 ISBN 978-4-14-081572-4
『フューチャー・オブ・マインド―心の未来を科学する 』ミチオ・カク(著)、斉藤 隆央(訳)、NHK出版 ISBN 978-4-14-081666-0
『サイエンス・インポッシブル―SF世界は実現可能か』 ミチオ・カク(著)、斉藤 隆央(訳)、日本放送出版協会 ISBN 978-4-14-081324-9
『パラレルワールド―11次元の宇宙から超空間へ』ミチオ・カク(著)、斉藤 隆央(訳)、日本放送出版協会 ISBN 4-14-081086-6
『アインシュタインを超える ― 宇宙の統一理論を求めて』ミチオ・カク、ジェニファー・トンプソン(著)、久志本克己、広瀬立成(訳)、講談社ブルーバックスB1164 ISBN 4-06-257164-1
『超弦理論とM理論』ミチオ・カク(著)、太田 信義(訳)、シュプリンガー・ジャパン ISBN 978-4-431-70867-4
出演[編集]
『カク博士のSF研究室』(ディスカバリーチャンネルで放送)
その他ディスカバリーチャンネルの科学番組に度々登場し意見を述べている。
『ネクストワールド 私たちの未来』(NHK、2015年)
『ニューヨーク白熱教室 最先端物理学が語る驚異の未来』(NHK教育、2015年)
『スタートーク バック・トゥ・ザ・フューチャーのドクが語る科学』シーズン2エピソード5(National Geographic Cannel、2016年 )
クリスチャントゥデイさんより
理論物理学者ミチオ・カク氏「人は知的存在の創造した世界に生きている」
科学は長い間、信仰や宗教と相いれないものと見なされてきたが、神の存在を科学が真に証明できるのだろうか。
ニューヨーク市立大学の理論物理学教授、ミチオ・カク氏は最近、「あらゆるものを支配する」力を持つ「至高の存在」を証明する証拠が見つかったと語った。
画期的な超弦理論の第一人者として知られるミチオ・カク氏によれば、「原初の半ラジアン・タキオン」という仮説的素粒子によって神の存在が証明できるかもしれないという。
タキオンというのは、光よりも速く動くと信じられている仮想的素粒子であり、おそらく物質粒子間にある宇宙物質、すなわち真空空間を「脱し」て、あらゆるものを周囲にある宇宙から何の影響も受けないものにする。
これらの粒子に関して幾つか分析した結果、カク氏は非常に興味深い結論を導き出した。人間は、映画にも描かれたような「マトリックス」の中で生きているというのである。
「人類学と文化研究の地球哲学協会(the Geophilosophical Association of Anthropological and Cultural Studies)」の発表の中でカク氏は「人はある知的存在が創造した法の支配する世界に存在しているという結論に至った」と述べた。
「ともかく、偶然と呼ぶ一切のものは、もはや意味をなさない。神の存在こそがこのことを説明し得る。われわれは、宇宙的知的存在が創造し形成した法によって支配されている、ある計画の中に存在しているのであって、偶然に存在しているのではない。これははっきりしている」とも述べた。
カク氏はさらに、興味深い命題を提示した。神は非常に知的な数学者であり、神の意志は音楽に例えられるというのだ。ユーチューブの動画でカク氏はこう話す。「最終的結論は、神が数学者であるということです。神の意志は宇宙的音楽、11次元の超空間を通って鳴り響く弦楽器の音楽だということなのです」