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明けましておめでとうございます2020。

2020.01.01 08:12

今年も、おっちょこちょいで食いしんぼうなウエミチメグミを

なにとぞよろしくお願いいたします。

干支チョコレートを衝動買いして裏返してみたら。

ちょうど60年前、私の(何冊かあるうちの)バイブルである

北杜夫氏の「どくとるマンボウ航海記」が発売されたのですね!

中学生のとき、異郷の旅をこんなに軽妙な書き口で綴れるんだあ!と

子ども心に影響された1冊でした。

当時は英国に住んでいたので、まわりの環境も手伝って

ことさらインパクト強く心に刻まれているのです。

(日本語の本が簡単には買えないとか、自分も海外にいるとか)

うん、ボカしても存在感のある「ズンドコ節」。笑。


さて。今年のおみくじは

セカンドオピニオン的に2箇所で引いてみました。

フ・・・と笑っちゃうくらいの同じ内容。フッ。

「新しいことをするより今までのやり方を踏襲せよ」

「なにごとも粘り強くがんばれば花開く」

2枚を要約するとそんな感じでした。

てことは。昨年までの方針は間違ってなかったってこと!

よっしゃ、こいつぁススメのサインだ。と思い、ほくそ笑んでいる元旦です。


↑ とはいえ、振り返ってみるに

今までおみくじに「ここでやめないで粘り強く行け」と言われたことは

・・・なかったなあ。

それが新しい展開でしょうか。2020、何かが起こりそうです。



今年の目標。

サッカー × 旅を極めたり

「旅先で過ごす方法」にクローズアップしてみたり

「伝えること」を強化しようと思います。

・・・そう、やりたいこと自体が「今まであることを、さらに深める」タイプ。

新しいチャレンジは少ないのかもしれませんが

今年は、今まで皆さんからいただいたありがたい財産を

さらに磨く年にしたいのです。


しかし神様って、どんなアルゴリズムでおみくじを配ってるんだろ。

ぼんやり思っていたイメージに合わせて

ここまでドンピシャイメージのおみくじを引かせるとは。

↑ 信心深さがカケラもない発想でスミマセン


縁起ものの「当り矢」も

パッとみた瞬間に「当たり屋」と脳内変換されました。

これは勢いと運に頼るなという、神様のいましめですな、きっと。


今年も皆さまに、フッと笑える旅記事と

「何か心ににじむものがある」ような写真をお届けしたいと思います。


旅人フォトライター & 食いしんぼうエディター

ウエミチメグミ




どくとるマンボウ航海記、気になった方はコチラをどうぞ。

著者の北杜夫氏(歌人・斎藤茂吉のご子息であり、お医者さん)が

船医として水産庁のマグロ調査漁業船に乗って

日本からアジア、アフリカ沖、ヨーロッパと地球をめぐるお話です。

60年前のお話なのに、沸き起こるワクワクは一切、古びてない。

意外と、本が嫌いな子どもさんにも良いかも。