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Climate Justice NOW! 気候変動の今と地球の未来 2nd

2019.12.02 14:30

イベント参加memoのなぐり書き。もう少し上手く議事れるようになりたい。


▼イベント概要

・日時 2019年12月2日(月)19:00-21:30

□Facebookイベントページより

第1弾に引き続き気候危機の現実を理解するインプットセッションを行った上で、今回は問題を解決していくための手段として「テクノロジー」と「経済活動」にフォーカスします。また、ワールドカフェを行い私たちができる具体的なアクションを考え、アースデイ東京として新たなムーヴメントを生み出していく事をゴールと致します。

気候変動問題を解決する術はあるのか?私たちが取り組めることは?危機的な状況に陥っている今こそ、企業・市民・個人と様々な人達との連携が必要です。是非、皆さまのご参加をお待ちしております。

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気候変動の今(環境アクティビスト:清水イアンさん)

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□Facebookイベントページより

環境アクティビスト。大学在学中に環境 NGO 350.org Japan の立ち上げに関わる。2018年フリーに転身してからは環境・教育の分野で横断的に活動。Spiral Club 言い出しっぺ。

□自己紹介

教育アプリ、各週でユニークな人に高校生を繋いでいる

環境アプリも作っていて、熱帯雨林の原生林の伐採を止めたい、毎年CO2排出の24%に貢献している

バックグラウンドスピード(生物種の絶滅)はいま10倍ほどになっている、速度が加速中

□清水さん発表

1980~2013年ほどのNASAのヒートマップの変遷→地球は温暖化している

CO2の排出量 China→US→EU28ヶ国→India

Cumulative(累計)の排出量ではUS→EU28ヶ国

パリ協定 2.0℃未満→1.5℃未満 を目指して達成すべきこと

(残念ながら減らない、今は53GigaTon、2030年には60GigaTonで増えてしまう、でも1.5度達成のためには25GigaTonまで減らさねばならない)

放っておくと今よりも3.8度上がってしまうかもね

ツバルではバサル島というのが海面に浸かって無くなっている

井戸から海水しか上がらなくなってきている(真水が取れない)

モルディブは島ごと作ったりし始めている

過去80万年のCO2で人間が誕生した直近の数値は上がってきている?

高校生向けに同じような講演もしている、模擬国連という以下のようなイベントにも参加しているらしい

http://jcgc.accu.or.jp/aboutmun.html

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・井上寛人さん FridaysForFutureTokyo 共同設立者/Startup Weekendコミュニティ オーガナイザー

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□Facebookイベントページより

明治大学情報コミュニケーション学部 2年。大学1年時、国際環境NGO GreenpeaceJapanのインターン中に、FridaysForFutureJapan(現FridaysForFutureTokyo)の立ち上げに関わる。環境問題xビジネスxテクノロジー分野に興味があり、これまでにカーボンオフセットアプリの開発や、起業体験コミュニティイベント”Startup Weekend Tokyo Environment and Energy(GreenTech)”にて「フレキシタリアンのためのコミュニティーサービス”Gaia”」で優勝経験がある。現在はStartup Weekendコミュニティにオーガナイザーとして関わっている。

□井上さん発表

動物が好きで死んだりしてる、そんな事を周りの友達と話したいと思っていた少年時代、きっかけはGreenpeaceJapanのインターン

http://spiral-club.com/fridays-for-future-japan/

Global Climate March 25都道府県、28企画が全国で同日のタイミングに実施された、学生が多く国籍も関係なく参加者が集まる

政府に対する働きかけもしている(気候非常事態宣言を東京都に提出)

請願書を集めて5,522枚が直筆で住所・名前付きで集まる、都議会で審議された結果「継続審議」、賛成でも無く反対でも無い棚上げ

ゼロ・エミッション東京戦略 →1.5℃未満を追求し、2050年までにゼロ・エミッション東京を実現する事を目指している

CEDは1.5時間も続くという異例な内容だった、との考えが明らかになった、議員とも繋がれたし味方も増えた、2020年3月にはロードマップ

□二人の活動から今後見据えていること

・清水 イアンさん

森林アプリをこれから頑張ろうとしている、海外で団体を起ち上げたい、日本ではユーザーが増えない

IPCCでは2050年までに全世界が0にすれば達成できるだろう→それは難しいのでは?(そこまでやっても50%の確率)

2020年に次のIPCCの発表が出る

・井上寛人さん

日本財団の18歳意識調査が発表された、第20回テーマ「国や社会に対する意識」で他先進国に比べて凄く各数値がひくい

持続可能性についても学生や若手や企業も頑張った方が良いのでは?と感じた

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deep teck for the earth(WIRED JAPAN編集長:松島 倫明)

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・松島倫明(まつしま みちあき) WIRED日本版編集長

□Facebookイベントページより

1972年生まれ、東京都出身、鎌倉在住。一橋大学にて社会学を専攻後、1996年にNHK出版に入社。村上龍氏のメールマガジンJMMやその単行本化などを手がけたのち、2004年から翻訳書の版権取得・編集・プロモーションなどを幅広く行う。2014年よりNHK出版放送・学芸図書編集部編集長。手がけたタイトルに、デジタル社会のパラダイムシフトを捉えたベストセラー『FREE』『SHARE』『MAKERS』『シンギュラリティは近い』のほか、2015年ビジネス書大賞受賞の『ZERO to ONE』や『限界費用ゼロ社会』、Amazon.com年間ベストブックの『〈インターネット〉の次に来るもの』など多数。一方、世界的ベストセラー『BORN TO RUN 走るために生まれた』の邦訳版を手がけて自身もランナーとなり、今は鎌倉に移住し裏山のトレイルを走っている。『脳を鍛えるには運動しかない!』『GO WILD 野生の体を取り戻せ!』『マインドフル・ワーク』『NATURE FIX 自然が最高の脳をつくる』など身体性に根ざした一連のタイトルで、新しいライフスタイルとウェルビーイングの可能性を提示してきた。2018年6月に『WIRED』日本版編集長に就任。

□自己紹介

WIREDに入ってから4冊を出版に至っている、WellBeingのテーマなど、実装するメディア、Deep Tech for the Earth

□松島さん発表

Deep Techというキーワード→25年前にWIREDは創刊、DigitalTechnologyを使って科学の知見をどう人間社会に実装するのか、社会のDeep Issue(水不足など)にどう取り組めるか

食糧は培養肉、昆虫食、遺伝子編集することによるCO2排出を抑制する仕組み、ジェフ・ベゾスのBlue Originで地球を救うために人類は宇宙に出るべきだと話している

地球1個分で生活する、という話だけではなくPlanB、月や火星にどうやって移住するのか

衣食住と地球そのものをどう捉えるか、テクノロジーがそれをどうやって解決していくのか

核融合やサンゴの死滅など人間の倫理観で判断できないレベルの情報をAIが処理するようになるのでは

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経済活動で未来を変える(ボトルト株式会社代表取締役:飯田百合子)

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・飯田 百合子(いいだゆりこ) ボトルト株式会社Co-Founder/代表

□Facebookイベントページより

ディズニー建設プロジェクト通訳を経て国際ビジネスサポートの会社を起業後、海外での太陽光やバイオ水素などの再生可能エネルギープロジェクトをきっかけに環境とビジネスの両立を目指して新たにスタートアップを立ち上げ。「プラスチックフリーへの新しい挑戦」として人とお店をつなぐドリンク専用アプリ「ボトルト」を開発。プランインターナショナルジャパン評議員や国際交流NPO理事なども務め、SDGsを基本としたビジネスと社会貢献を常に考える。慶應義塾大学大学院修士。日本大学非常勤講師。

□自己紹介

ボトルトはドリンク専用決済プラットフォーム、まちなかに出た時のマイボトルの使いみちが無いという課題感

技術とビジネスをかけ合わせた同時通訳をしていた

2011年震災以降は再生可能エネルギーのバイオマスから水素を作る

オーストラリアの社会起業家と出会い2012年にプラスチックボトルの話へ

□飯田さん発表

ペットボトル1本で450年の月日が必要、ペットボトルは海に残されるか町で焼かれるか、どちらも地球を汚してしまう

日本のプラスチックゴミがコンテナ一杯になって運び主不明な状態でタイ・マレーシアに届いたりする

1分間に100万本、マイクロプラスチックは50兆以上

Accentureのサーキュラーエコノミーで450兆円の経済効果があると発表されている

日立でIT開発をしていたモンゴル人とアプリ開発をしている

モンゴルでは道端で牛がゴミを食べている

https://globalnewsview.org/archives/10743

世界初ビバレッジプラットフォーム、マイボトルの中身だけ買う、アプリで事前決済、マイボトルを持っていてもリフィルをしづらい(恥ずかしい?)

中身だけ買えるというお店がアプリで表示されるようになる

持ち歩き市場を創出、テイクアウト=アプリ内取引による売上は税率8%、1本買うごとに何本削減出来たかを表示させている

飲料に関する市場規模、清涼飲料水5兆円、ミネラルウォーター3600億円、マイボトル8600万本

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【トークセッション】EarthDay東京の未来(事務局長の河野さん参加)

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清水

2050年までに炭素0を目指すというが、国単位で話される事が多い

国のなかでも各ステークホルダーが達成に向けて動くという視点が必要となるわけで

井上

テクノロジーを実装していく過程に入っている、EarthDayではブースでロボットが歩いていたり、落合陽一さんが自然とバーチャルとロボットの境界が無くなってきている

松島

遺伝子操作によってテクノロジーが自然になる、という今までの逆の流れになる、それを受け入れる覚悟は今の人間にあるのか

テクノロジーによって自然が維持されているという側面もあるのでは

清水

森林の伐採と衛星がセットだったり、テクノロジーがあるのが当たり前でまだ方向性が定まっていないだけ

クリーン石炭という国外に燃やす過程を求めるのは違うのでは、どのテクノロジーを推奨していくかを見定めていく

テクノロジーと自然という切り離し方自体が違和感、農業もテクノロジーもエネルギーも元々は人々が幸せになるためにあるものだよね

松島

アントロポセンという考え方

http://10plus1.jp/monthly/2017/01/issue-09.php

人新世の次はどうなるのか、何を求めて人間は地球に住んでいるのか、などは悟りやすくなった?

飯田

ある企業と話していたらボトルトもおでんで良いのでは?

昔は確かにマイ鍋を持って出歩いていた時代もあるよね

飯田

マイボトルに参画できる企業は喫茶店以上の衛生レベルを保ってほしい

実は中には豆腐やさんもある、豆乳のマイボトルでの購入もある

井上

グレタの発言 Our house in on fire、ガチのTechもあるが昆虫食やPlantベースの肉、いろんなものを市民に見せる場でもあると思う

河野

EarthDayには普段環境とかに関係無さそうな真逆の人が来てた

松島

欧米だとTechは先進的、Googleのエンジニアが先頭を走って先導しているとか

清水

気候変動は倫理の問題(ClimateJustice)である、先進的は世界5位、裕福だからこそ適応が出来る、ツバルは排出していない国なのに海水に浸かる

日本は9月のニューヨークで国連の発言の場で安倍首相が挙手しても差されなかった

気候倫理の点で日本に問題があると見られてしまうのは仕方ない、行進やデモに参加するなど限られた事しか出来ないが

松島

EarthDayで出たアイデアをピッチして実装してくのはどうか、Fund作っちゃうとかも良い

2日間で13万人が参加している