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テマヒマ

獺祭

2020.01.02 22:00

おはようございます。


暮らし、味わう。


民藝と発酵をモノサシに

食を通して暮らしの豊かさを提案する

古民家セレクトショップ&カフェ テマヒマ

プロデューサー、バイヤーの太田 準です。


昨日に続き実家ネタを。

お正月のお祝いのお酒で、弟が用意してくれ

てたのは昨年に続き獺祭でした。獺祭スパー

クリング。美味しかったですね。写真は撮り

忘れましたが。

実のところ獺祭を飲むより先にテレビなどで

取り上げられる獺祭の旭酒造を見ていて、例

えば従来の客層だったり従来の常識だったり

にとらわわらない経営や戦略などマーケティング的というかビジネス的な観点で興味があ

りました。有名なところでは杜氏さんの勘に

頼っていた酒造りから脱し徹底的にマニュア

ル化システム化したという点だったり。

磨き二割三分の吟醸酒はつまり77%を山田錦

の玄米から削り取るということ。と可視化し

て明確に数字にすることでより分かりやすい

尺度でお客様に伝えることが出来ています。


昨年あるお客様(というよりは僕的には友人と

いう感覚ですが)から寺田本家の五人娘をいた

きました。獺祭とは真逆といってもいい玄

、発芽玄米から作られたお酒。千鳥のネタ

ではないですがクセがすごい。今までに味わ

たことのないお酒。昨年の初期テマヒマブ

グ平均の回でもご紹介した、新政酒造の古

さんのお話を思い出しました。

“本当に美味しいお酒は、みんなにとって70点

のお酒ではなく、誰かにとっては0点でも、誰

かにとって100点のあ酒では?”

テマヒマ的には、実際ランチで発芽玄米を使

ってることも含めて、寺田本家のお酒にシン

パシーがありますが、旭酒造も寺田本家も両

社とも自らの考えを突き詰めてるのが素晴ら

しいですね。

昨年末営業最終日にある外国人(と思われる話

方の)の方からランチはやってますか?とお電

話がありました。念のため言っておくと日本

語でです。その日は物販と喫茶のみ営業だっ

たので申し訳ございませんとお伝えしました

それから1時間後ぐらいでしょうか、(おそらく同じ)外国人の方がテマヒマにお越しになり

外 ”今日あるお酒は何ですか?”

僕 (ん?うちは居酒屋さんじゃないぞ)

      “うちは箕面ビールだけでして”

外 “寺田本家のお酒はありませんか?”

僕 (ん?突然なんで??)

      “申し訳ございません。取り扱ってませんで”

というやり取りがありました。

その寺田本家のお酒をいただいた時に、テマ

ヒマでは小倉ヒラクさんセレクトの発酵本フ

ェアをしていました。その中で寺田本家の本

も販売していたので一緒に撮影してインスタ

にアップしたことが確かにあったのでその影

響だろうなと驚きと(誤解を与えてしまったこ

とに)ちょっと反省がありました。

獺祭というタイトルからのまさかの展開でした笑


日本酒にそれほど詳しいわけではありません

が好きですね。正月は日本酒含めお酒を飲む

機会や量が増えますね。皆さんはいかがお過

ごしでしょうか?


それでは今日もよい一日を!