ジョシュ・トッド #2 / 情熱・モチベーションについて
メンバーチェンジを繰り返しながら、心地よいロックンロールを20年間プレイし続けてきたLAのバンド・バックチェリー / Buckcherry。
そのボーカル、ジョシュ・トッド / Josh Todd の最新インタビュー要訳をお届けしています。
今回は最新アルバム"Warpaint"の収録曲・モチベーションなどについての話です。
収録曲の選定
2:11 ~
In: このアルバムのためにたくさんのマテリアルをレコーディングしたんでしょ?30曲だっけ?そこからアルバム収録曲を絞っていくことはかなり難しかった?
J: いいや、30曲というのはあくまでデモ段階のものだからね。
想定された曲はいつでも上位に位置していたよ、だって良い曲なんだから。
収録するか悩んだのはほんの数曲だけだったかな。まぁ、それも大して難しい決断ではなかったよ。
モチベーション
3:21 ~
In: 20年というキャリアを経て、何があなたをここまで続けさせているのだ思う?
J: まずは情熱だよね。自分がやっていることを愛さなくちゃ出来ないよ。
僕らは常に何かゴールに向かって動き続けている。僕らにとって、何年も休みを取ったり音楽のことを考えないとか、レコーディングをしないとかいうことは考えられないんだ。
筋肉が使えば使うほど強くなるのと同じさ。
音楽業界の変化
3:21 ~
In: あなたの20年というキャリアの中で音楽ビジネスは目まぐるしく変化してきたと思うけど、それはあなたのバンドにどのような形で影響を与えていると思う?
J: オレが思うに、「なぜ自分はこれ(ロックンロール)をやっているのか?」という原点に返らざるを得ないと思うんだ。
「そもそも、なぜオレはこれをやってるのか?」
愛しているからさ。
「人々が何を求め、どんな楽曲を気に入るか」「アルバムを市場に提示して、全てが上手く機能するかどうか」「マーケティング、ラジオにインターネット」…
こういったことを緻密に予想しようたって無理なんだよ。結局、最後はやるしかない(リリースするしかない)んだからさ。
オレは自分が今まで作ってきた作品には満足してるよ。
続く…
最初の頃は、いわゆるハードロックの王道フォーマット、<華のあるボーカル+それを支えるクールなギタリスト>という感じに見えていたバックチェリー。
アルバム"15"で復活後は、少しずつジョシュのリーダーシップが増してきたのかな、とは思っていましたが、恐らくキースが活動のペースに付いてこれないとわかった時点で、「自分がこのバンドの看板を守り抜く」という強い決意が完全に固まったように見えます。
初期の印象では、どちらかというとキースの方がこういう役割を担っていたように見えていましたが…。
次回、「ツアーで訪れる国について」です!