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MihoArtFineArt

直感の修行をやってみたり

2020.01.06 22:00

私はどちらかというと直感体質なので、この直感をもっと鍛えたい!と思い、路上絵描きをしていた時期がありました。路上絵描きといえば、似顔絵を描く人と思われるかと思いますが、

私は「その人を見て感じた色で描きます」というものです。

路上となると、多種多様な人達が行き交っています。そんな中で私の存在にふと足を止めてもらうにはどうしたら良いか?と考え出来上がったシリーズ作品が「ビタミンシリーズ」という

自分の中で楽しい!ワクワクする!の気持ちだけで短時間に一気に仕上げた作品です。これを路上に並べてお客さんを呼び込むスタイルです。来てくれたお客さんには、その場でその人を見て感じた色で描いていきます。この時に私がその人を見て感じる色というのは光なので、黒は存在しません。

(光の三原色を混ぜると白になるので)

作品が仕上がるまで、お客さんには絵を見せません。途中で何か反応されると自分の集中が途切れてしまいそうなので。。


➊自分の周りにとても心地の良い空間のイメージを作り、丸くバリアが張られた様な心地の良い空間の中で自分を包む

➋リラックスしつつ➊が出来て集中出来たら、目の前のお客様の頭上や肩周りから出てくる光の色を見る

➌、➋で見えてきた色から更に感じる景色を見ていき、それを一気に描く。

この様な手順です。

これは、自分自身がきちんとバランスが取れていないと正直、精神的にダメージを負いかねません。やってみて知った事です。。物凄く集中するし体力も使います。

みんな、それぞれ色んな光の色を発しています。出方もそれぞれです。

うまくお客様と共鳴出来た時には面白いシンクロが起こります。

例)

お客様の色を見た後に見えてくる景色が、なぜかケーキ🍰しか見えてこなくて、、でもこれが正直に見えてくるものだからと、ケーキを描いた事がありました。

出来上がった作品を見て、お客さんが笑っていたのですが、話を聞くと

「今、観光で来ていて、有名なケーキ屋さんがあるからそこにケーキを食べに向かったけれど、そのケーキ屋さんが定休日で、この後どうしようかなーと思いながらふらっと歩いてた所で

ここに辿り着きました」との事でした。ケーキ食べたかったなぁ…という気持ちの残像を私が拾ったのかも知れません。

例)

私のやっている事が気にくわないのか、とても上から口調でやってきたおじさんがいました。「その人を見て感じた色で描きますって、一体あんたに俺の何が見えるのかぃ?描いてもらおうじゃねぇか。納得いかないもんを描いたら1円も払わねぇからな!」

世知辛い世の中、色んな人が存在します。

でも、こんな口調の人でも何だかんだ私のやっている事に興味があるから近づいて来てくれたんだと思います。

そして、「一体あんたに俺の何が見えるのかぃ?」と言われた時点で私にはそのおじさんから見えてくる景色がありました。

感じた色でベースを塗って、

その景色を仕上げて、、

おじさんに見せると…

さっきまでの上から口調のおじさんはもうどこかに消えてしまっていて、

おじさんは「すまんな」と言いながらちょっと泣いてしまいました。

私が見えた景色というのは綺麗な山々の景色だったので、山をメインに作品を仕上げたのですが、

おじさんは山に登るのが昔から大好きで親父と山に登った思い出を思い出していたそうで、

もし私が山以外の物を描いたら嘘っぱち呼ばわりでこんな事をするのはやめろ!と言ってやろうと思っていたそうです。悲しい…。

でも、目に涙しながら、昔の思い出を語ってくれて、今自分のうまくいかない状況とか、そこからまた立ち上がって頑張っていかなきゃな…みたいな話をされていました。

最後には「ありがとう」と言ってその場から去っていかれました。


色んな事が起こります。


直感とか共感覚って、面白い。

当たるとか当たらないという見方だと

自分自身に物凄いプレッシャーがかかってしまうのですが、そもそも当てにいこうと思って描いていたわけではないのですが、こういうシンクロが起こるとやってみて良かったと思いますが、、せっかく資料として集めていたお客さんと作品を写した内容のカメラを落とすという大失態をしてしまい、

何かのサインかと思い、やめました…。というかショック過ぎて…。

でも、こういうことをやってみると、人の集中力とか直感とか共感覚とか、

目には見えない感覚の部分の

可能性が広がって興味深いです。

色んな人達とその場で出会えた事、足を止めてくれた人達に感謝。

今思ったのですが、

直感の対義語が推理ならば、、

私には、既にわかっている事柄をもとにし、考えの筋道をたどって、まだわかっていない事柄をおしはかること。

に対しては苦手な部分だとも思うので、こういう部分が得意な人ともっと関わっていきたい。


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