Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

梨の日

ニューイヤーコンサート

2020.01.03 13:29

三ヶ日、最終日ーー。


Bunkamuraオーチャードホールにて、

東京フィルハーモニー交響楽団の『ニューイヤーコンサート』へ!


オーケストラの演奏を新年から聴けるなんて…贅沢で嬉しい時間でした。





お正月らしく、豪華なプレゼント企画もあったり、ラインナップも華やか。


『オリンピックマーチ』では『いだてん』(超感動)を思い出したり。


清塚信也さんの演奏には釘付けに。

『蜜蜂と遠雷』を思い出した。

なんて、なんて楽しそうに音楽に身を委ねるのかしら。

ピアノから滑らかに響く音は、どうしてそんなに溶けて聴こえるのか。


より一層、私も音が幸せに届きました。



バレエ曲には、胸が詰まった。


小さい頃から習っていたクラシックバレエの恩師である先生が、昨年末に亡くなったと、母から聞いた。

元旦から何言ってくれると思いながら、実は1月にふと思い出す日があって。

予兆だったのかな。

知らせを聞いて、その重なりの方に驚いちゃった。


先生が、おばあちゃんの歳なのにトゥシューズを履いて踊った『威風堂々』。


聴きながら、思わず涙がこみ上げた。



リクエストが出来るアンケートには

チャイコフスキーの『花のワルツ』に1票。


この曲で振り付けてもらい、皆んなで踊ったのが蘇ったから。

結果はアンケート第3位で演奏は叶わずだったけどね。


何も知らない子供の私に染み付いたクラシック音楽。

大人になっても、懐かしさがメインにきてしまうけど。

染み込ませて教えて下さり、心底ありがとうございました。


親以上に厳しい躾も品性も、あなたのおかげです。

愚痴も沢山ゆったけど←

それでも他の子が悪く言う時には同意が出来なかった幼い私を思い出した。


時にウザったいくらいのパワフルな先生。

あなた以上のエネルギーを持った人は、今でも会ったことがないですよ。笑)



新年早々、胸がいっぱいになった。




司会の方が言っていた最後の結びの言葉。


「音楽を始め、芸術に皆様が豊かにすごせますように」(ちょっと違うかも)


今も、今までも、

バレエ、演劇、映画、音楽にたくさん心を動かしてもらってきた。

だから私は、私の身近な人が、私キッカケでいいから、劇場やホールに足を運んでもらいたくて。

こんな素敵な時間があるんだよ、って1度は知って欲しくて。

それでイヤだったら次はいいんだけど、「また体験したいな」と思ってもらえたら、何よりの幸せだな、と。


自分のためでもあるけど、やっぱりその初心だけは忘れられないのです。


綺麗事だーっていう人もいるけどね。



贅沢で豊かな芸術の時間が、やっぱりやっぱ興味あるんだな、と改めて思う夜です。