寅さん(2019年12月27日公開~)@映画館
映画を観てきました。「男はつらいよ お帰り 寅さん」です。映画館で「寅さん」を観るのは初めてです。
その前夜、(意図せずですが)過去の作品の内の1作を自宅で観てからの翌日となりました。元日にテレビ放映していたシリーズ3作、あまり考えずぽんぽんと録画だけをしておきまして、その内の1作をたまたま観ていました。外出先でも、何をするかも決めずに出掛けていましたので、前夜から続いて偶然の「映画鑑賞」となりました。
感想、あまり言葉を多く並べずで、ひとこと「良かったです」。この1作を作るのに、どれだけ以前から考えられて、ここに至ったか、そこにも思いをはせました。素晴らしいと思いました。予習をせずに行ったのも良かったと思います。
前夜に自宅で観た録画放送「第15作 男はつらいよ 寅次郎相合い傘」は、結果的に「予習」となったのかもしれませんが。2時間座って、しっかりエネルギーを消費しました。終わった時には脱力と共に、お腹が空いていました。その日の場内は満席、またプログラムも完売で買うことが出来ませんでした。
私と同世代の男女には特におススメします。「東京物語」とは違いますが、また別の表現で「家族絵図」が描かれております。また家族以外の話せる異性が、誰にでも居てよいし、むしろ必要だという感想も強く持ちました。
オープニングも素晴らしいです。フランス料理で言うと、前菜をいただきコース料理がまだ始まったばかりでも「あぁ、ここにきてヨカッタ」と思うのに似ています。満足し過ぎて「よかったね、帰ろっか(笑)」と言ってしまうほどです。
書き過ぎず、今日はここで閉じたいと思います。気が向かれましたら、また上映時間とタイミングが合いましたら、気楽に「興味のある方」も「そうでない方」も是非にと思います。そして自分自身の家族(母)にも観て欲しい、観てくれたら嬉しいなと思いました。