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こトモノ体験基地

[バスツアー] たいせつにしたい滋賀県の産直 きのこ・小松菜

2019.11.29 14:00

2019.11.29 (金) 晴れ

コープしが「たいせつにしたい滋賀県の産直」バスツアーに参加させていただきました!

<最初に。あくまで私のメモ(しかも日がたっている)から起こした記事なので、メモレベル、正しくない内容があるかもしれませんこと、ご了承下さい>

9:15 南草津駅西口ロータリー集合、45分ほどで、

①共栄精密 甲南きのこセンター

主力は精密部品など機械メーカーですが、その滅菌のノウハウを生かし、工場の一部で、きのこの菌床の製造、栽培は廃校になった小学校(今津小学校・高島市)や障害者施設(あとの、ひだまり)で栽培・収穫を行っています。

こちらは菌床の材料をかき混ぜるマシーン。

原木に比べて、菌床栽培なんて、、、なんて人もいるでしょうが、

共栄精密 きのこセンターは、

三重県の机からの廃材などを使用、おがくず、栄養体(米ぬか、麦??)

国産のものを、農薬など不使用で、安心安全。

(ハナビラタケには松、キクラゲには広葉樹を使用)

また、廃菌床は、農業・牧場・ガーデニングなどに循環。

(パーク材は炭素成分がつながる固くなる、腐葉土に分解)

そして、精密な温度などの管理により、おいしいきのこが栽培できるそうです。

ここから、パッキングされた菌床がでてきます。

(話はそれますが、ジャンバーがむっちゃカッコいい)

↓このシルバーの装置で菌床が滅菌され、奥の滅菌室へ送られます。

その部屋への入口は、この写真右方面にあり、

建物×緩衝材×ビニールの3段階(グローバルギャップ・適正農業規範にもクリア)

の部屋内は、通路が中央に設置され、帽子マスク着用で見学に入れるようになっていました。

私は一瞬の見学。そう、同伴の次男は、顔なじみの参加者さんに少し外で待っていてもらい。重機にニンマリ。

(このツアー、基本大人向けなのですが、静かな子供なら、同伴大丈夫だよ、と誘ってもらいました。)


隣の建物でも、滅菌室

ちょうど、スチームが出ていた。

こんなメカニックなところから、おいしいきのこが生まれているとは現代の恵みの1つと言えますかね。


②野洲市「ひだまり」特定非営利活動法人

 バスで30分ほど移動

左手のホームの右手を進んでいくと、

こちらは栽培・収穫(袋詰めまで?? きのこを洗っているスタッフさんはいた)

のハウスになります。

先の滅菌施設は 24℃管理でしたが、

こちらは10℃くらいと寒い。これ以上寒くなったら、暖房を入れるそう。


③ハートコープしが 野洲市のビニールハウス畑

バスで15分ほど移動

学びの後は、まずは腹ごしらえ!

寒い想定がされ(実際はそんなにでも)、ハウス内でお弁当をいただきました!

共栄精密さんからも、ハナビラタケとキクラゲの刺身の試食。

食物繊維、鉄分・カルシウム・ビタミンD!とっても身体に嬉しい食材、普段の食卓にぜひ取り入れたい。こう見ると、手軽に食べることができますね!

食事の後は、彼も楽しい時間がきました。

小松菜の収穫体験です!

鎌、初めて持ったけど、、、できるもんですね(周りからはむっちゃ心配されたけど)

根本をしっかり切るのは、大人でも難しかったです。

そう、農福連携、障害のある方も働ける場として2018年設立されたハートコープしが。

現在の力量として、この 6×50mのハウスの1つを本来なら3日で収穫すべきところが

5日かかる(夏場は生育が早く急がないと規格に合わなくなる)など、これからの頑張りも必要だと。(生育期間は夏30日、冬60~80日、今タネまいて来年2月の収穫。ハウス5回/年、最大7回。同じものを何回も作ると、病気や虫)

リッチグリーン5万袋中、ハートコープしが 2000袋

農薬・化学肥料 半分以下

肥料 アルカリ剤(土壌改良剤)は使うが、あとは有機肥料

農薬 10月~3月 除草剤、殺虫剤

   3剤以下 冬 殺虫剤だけ など 時期による

アブラムシ、キスジノミハムシが小松菜につく虫。ベト病

器械 トラクター、うねをたてる、たね播き機

ほうれんそう、小松菜 似たようなの

夏 太陽熱による熱消毒 草・病気 空いているタイミングもある


④ハートコープしが本社

小松菜の選別作業で落とされた葉を、たい肥製造マシーン。


回収トレー、壊れた宅配ボックスは溶かして固められ、資源としてまたなります。

下からウニョーと出てきます。

これまで破棄していた野菜くずの有効活用、障害者さんの活躍の場づくりと社会の中での大切な役目を担うハートコープしが!

もっと野菜を食べて、応援しようと思いました。

このような機会と、

チビっこに参加者のみなさん優しくしれくれ、

また、彼も楽しい部分は一部でしたが、大した文句もなく 何か得てくれたかな、

すべてに感謝!!


びわ湖のあるマチにこだわり、体験を通して環境と技術・経済をつくるヒトを育てる場

『こトモノ体験基地』