東京オリンピック

2020年が始まり、今年はいよいよオリンピック・イヤーである。

国立競技場は、新しく建て替えられたが、結局1500億円超のコストがかかったらしい。これに限らず、立候補時の見積額は何だったのかと思えるほど投資額が膨らんでおり、批判も出ているが、前回1964年のオリンピックではインフラ整備（首都高速道路・モノレール・新幹線など）も含めると、国家予算の1/3ほどが投入されたということなので、さらに驚く。

それでも、1964年のオリンピックは色々な意味で、日本が近代国家に移り変わる転機となったことは、誰もがうなずく事実だろう。

今回も前回ほどではないにせよ、オリンピックに合わせて、様々なインフラ整備や再開発が行われているが、これだけ世の中が多様化している中、今後の日本にどのくらいの恩恵をもたらしてくれるのだろうか。　と、個人的には期待半分、疑念半分。