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Me and Songs

ヌーノ・ベッテンコート #1 / 原点とエアロスミス

2020.01.14 12:10

前回紹介記事を書かせて頂いた天才ギタリスト、ヌーノ・ベッテンコート。


そんな彼の比較的新しい、昨年のインタビュー動画の要訳がスタートです!



今回はまず、「音楽的環境」「「ロックとの出会い」についてです。



有無を言わさず…


0:27 ~


N: 僕は10人兄弟の一番下の子として生まれたんだけど、父親を始め兄弟も複数の楽器をプレイする一家で育ってね。



兄弟は皆2歳差だったから、最大の歳の差は20年にも及ぶんだ。


こうなると、ある部屋ではLed Zeppelin、別の部屋ではBee GeesやThe Beatles といった具合に、恐らく同年齢の他の人達が聴かなかったであろう音楽にも頻繁に触れていたってわけさ。



家の中にはギターやドラムを始めたくさんの楽器があって、レッスンは受けたことが無かったよ。


とにかくそれに触れてみてやってみる、みたいな感じだった。まさにベッテンコート家の音楽大学さ。選択の余地なく、新しい音楽を食わされるんだ。



エアロスミスの衝撃


1:35 ~


ロックとの出会いとなると、多分エアロスミスだな。特に2ndの”Get Your Wings”は僕にとって衝撃的で、「これ、カッコいい!」って思ったよ。



僕はビートルズ辺りも大好きだったけど、エアロにはロックンロールの猥雑さがあった。


あの頃の僕は、一日中あのアルバムのカバーアートを眺めて、彼らが何を着ているか、どんな雰囲気なのか、とかずっと考えてたよ。



で、今年(2019年)、数か月前の話なんだけど、ジョー・ペリー&スティーブン・タイラーと同席する機会があってね。



まさに、彼らの間に挟まれて、今僕がここで話している内容を彼らに伝えることが出来たんだ。


続く…



「ヌーノにロックの衝撃を与えたのがエアロ」というのはちょっと意外な感じもありますが、出身もエアロと同じマサチューセッツ州ですし、親近感があったのかもしれません。


特に最後の話は熱い…。こういう夢のある話があってこそ、ロックンロールだと思います!


ヌーノはスティーヴン・タイラーと何度かステージで共演していますが、個人的に胸熱なのがこちら。



Kings of Chaosというプロジェクトで、スティーヴンのボーカルにヌーノのギター、残りがガンズ組(ダフ / ギルビー / マット)というよだれが止まらない"Back in the saddle"です(笑)