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Me and Songs

ヌーノ・ベッテンコート #2 / "クイーン" が生んだ絆

2020.01.16 11:00

エクストリームのギタリストとして、さらに昨年は超絶ギタリストの合同ツアー"Generation Axe"の一員として来日も果たしたヌーノ・ベッテンコート。



昨年行われた、比較的新しいインタビュー動画の要訳をお届けしています。



今回は「最初のギター」盟友・ゲイリー・シェローンとの出会い」です。



初めて手にしたギター


2:40 ~


僕が最初に弾いたギターは家にあった兄のレスポールだった。それを使わせてもらえたのはラッキーだったよ。



自分で最初に買ったのは、キャンディ・レッドのクレイマーのギターだった。当時、エディ・ヴァンヘイレンが使っていたからね。



最終的には自分でボディを改造しようと切れ目を入れて、使い物にならなくなったんだけど。



ゲイリー・シェローンとの出会い


4:52 ~ 



ボストンで活動していた頃、(後にエクストリームで組むボーカリスト)ゲイリー・シェローンはThe Dreamというバンドで、僕はSinfulというバンドにそれぞれいて、僕のバンドはちょうどアルバムを仕上げたところだった。



ちょうど、西海岸ではLAのサンセット・ストリップが盛り上がっていた頃さ。



僕らはお互いエアロスミスが好きだったんだけど、そんな僕らの関係性を一層深いものに変えたたった1つの言葉、それが”Queen”だった。



2人を繋げたQueen


5:08 ~


彼が僕にクイーンについて訊いてきた時に、「大好きなバンドだ」と答えると、彼は「そんなはずはない、あれはオレのフェイバリットだ」と返してきた。



だから僕は「バカ言うな、あのバンドはオレのモノだ!」ってね(笑)


そこからクイーンに関してお互い質問しあったんだけど、お気に入りのアルバムは二人ともQueen II だった。



当時、(評価が高くなくて)誰も聴いていなかったんだけど。


こうして僕らは一気にベストフレンドになったんだ。


続く…


前回の記事では、ヌーノが一番最初にハマったロックバンドがエアロスミスで、そのボーカル、スティーヴン・タイラーと何度か共演しているということを書きました。


が、それを書いている時にふと思ったんです。


「そういえば、ゲイリーもエアロと何かで絡んでなかったっけ?」と…。思い出しました。



数年前、エアロがまた中途半端な活動状況にあって、ジョーがソロアルバムを携えてツアーをやった時、ボーカルとして起用したのがゲイリーだったんです!


つまり、ヌーノ&ゲイリーはそれぞれ憧れの存在と共演を果たしたんですね!


これは全てのバンドマンにとって、童心に帰る瞬間だと思います(笑)