バス炎上?しそうになった話
そういえばタイを長距離移動中に山中でバストラブルに見舞われた。(この旅で2回目、一回目はベトナム。記事参照)
チェンライからバンコクへの移動中の山道を走っている中、急にバスが停車。 何やら添乗員の人が大声で乗客に呼びかけているがタイ語なのでわからず。 周りの人が急におり始めたので、同じように降りる・・・
降りると明らかに異臭が漂っており、けむいのだ。 時刻は夜11時頃で、GPSで確認すると完全なる山中である。
「正直ネタになるなと思いつつ、ソンクラーン期間のまっただ中であり、明日のお昼までにはバンコクに付いて欲しいと願っていた」
いつ爆発するかもしれないので急いでバスを離れる人々!
添乗員は別のバスを手配する為に、ヒッチハイクをして中心街へ移動。
残された人たちは取りあえず待つしか無かった。 山中とはいえ蒸し暑い、そして至る所でトッケイヤモリの鳴き声が聞こえてくる・・・
みんなの不安を和らげる為 + 後続車が追突しないように、一人の男性が火を焚き始める。
火があるとなぜか落ち着く・・・
そして2時間ほど山の中で待っているとパトカーや道路警備隊?の車が5台ほどやってきて物々しい雰囲気が・・・ 運転手への事情聴取と辺りの写真を取り始める。
そして山の中で待ってても危険(友達の情報によるとタイはまだ山賊がいる)なので、パトカーや警備隊の軽トラックの荷台に6人ぐらいずつのり移動をする事に。
裸の荷台であるにもかかわらず、時速70キロぐらいで走り、よく見ると運転手が携帯をいじっていてかなり怖い。 だけど風がかなり気持ちよかったのも事実
その後、中心街に近い空き地に移動。飲み物が提供され、2時間後に別の寝台バスが到着。 時刻は夜中の2時である。
到着と同時に歓声が上がり、おばちゃんは警備員に握手をして感謝をしている。
こうして4時間遅れでバンコクに到着をしたのである。
正直タイのバスでこのような事が起こるのかと驚いたと同時に、本当にネタに尽きないなーとしみじみ感じたのである。