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埼玉県初の公共マウンテンバイクトレイル完成!

2020.01.06 00:43

新年あけましておめでとうございます。旧年中は秩父滝沢サイクルパークをご愛顧頂きありがとうございました。

2019年は天候不純が多く、台風19号による被災の際は復旧ボランティアにご協力頂き、スタッフ一同心より感謝申し上げます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。






昨シーズンから準備を進めて参りましたプロジェクトのひとつ、

「埼玉県初の公共マウンテンバイクトレイル」

が完成いたしましたことを、皆様にご報告をさせて頂きます。


写真はトレイルの顔になる部分のバンク部分となります。

下り部分は今までのMTB"スラローム"コースが含まれるようになり、大きく2箇所に分けられるレイアウトです。

全体像の写真・動画は近日中に公開予定です!






マウンテンバイク(以下MTB)は昨今のアウトドア/キャンプブームや、東京オリンピックでも正式種目になっているなど、自転車業界でも隆盛しているカテゴリのひとつです。

しかしMTBは乗れる環境が少ない等、様々な乗り越えなくてはならない課題が非常に多いです。



コース造成に至った背景として、以下のコンセプトを掲げました。

1.初心者の方がMTBの基礎を覚えられるフィールド
2.公共性があり気兼ねなく走行できるフィールド
3.上級者も楽しいと思えるコースレイアウト



森林が豊富な埼玉の山林を有効に活用できるマウンテンバイク。

これを”市営施設”である秩父滝沢サイクルパークに造成し、県内行政機関の中から先駆けて取り組み「サイクルスポーツの幅広い楽しさを広めたい」という意味も込められております。


次回更新時は、この3つのコンセプトについて詳しく触れていきたいと思います。






場所はトレーニングコース外周の斜面に造成いたしました。

以下、コース造成中の様子です。

今回、初めて自ら重機を操りコース造成をすることになった、インストラクター髙山(私)。

どうにか限られた時間の中でコースを完成させることができました。

造形技術も高まり、今後は自らの手でコース改修を行って行こうと思う次第です。

滝沢ダム建設時、当施設は採掘した原石をコンクリートにするダムのプラント施設で、その跡地利用として整備された施設です。

そのため多くの砕石で構成された土地で、走れるようにするための路面整備は非常に手間がかかる作業でした。

東日本エリアでMTBインストラクターとして活動している、板垣奏男さんにもご協力頂きました。「今回で重機の操縦技術が高まった」「今後コースビルダーとしても活動していきたい」と話しておりました。




新しくなった秩父滝沢サイクルパークに是非お越し下さいませ!!