コーチングを受けて自分の原点を知る 2020.01.06 21:00 こんにちは。住まいのおせっかい家です。2019年の年末にコーチングセッションを受けました。あやせ創業スクールで一緒に学んだあみさんがコーチングをしているのです。 まだ20代だけど、色々と勉強熱心なあみさんは、建築関係のお仕事をしているので業界あるある話など盛り上がり、とても親しみやすい人です。0歳のお子さんを育てているママでもあるので、共有出来る事も多くて女性にとって話しやすいですよね。実は、コーチングの初歩的なことを海老名図書館で開催したワークショップで体験済みなんです。しっかりプロに依頼するのは初めてなので、いったい自分の中の何が見えるようになるのか、楽しみでもありました。コーチングセッションは、まずあみさんの自己紹介から始まりました。本当に自分の事を飾らず、辛かった体験も淡々と語ってくれて、私を信用してくれているとヒシヒシと伝わってきます。なぜコーチングをしているのかという点も分かりやすくて、安心して自分の話を出来るという気持ちになれました。(これが、意外と重要だと後から分かりました)どんな事をコーチしてほしいかと言われたので、2020年にやるべき事の整理をしたいかなという漠然とした気持ちを伝えて、なんだか普通のおしゃべりのように楽しくあみさんと会話。自分がコーチングを学んだ時には、相手の動きを真似するペーシングとか言う技術があったのですが、そんな雰囲気もなくリラックスして自己紹介してるような感じ。そんな中、どうしてそんな話になったか覚えてないくらいサラッと自分の小さかった頃の話になりました。母の思い通りに育たなくて、いつも否定されていた思い出。不器用だし大人の矛盾を指摘するような可愛げのない子どもだったので、愛されていたという記憶がない。そんな寂しかった小学生時代の自分に対して、周りがどう思っていたのかというセッションを受けることに。どんな事になるんだろうと思っていたら、一人ぼっちで誰にも助けを呼べず、泣く場所さえ無い自分と向き合うことに。男の子に反抗して、口ごたえするので学校でいじめられてました。からかっても泣かずに反論するので、最後にはみんなで暴力されるまでに発展。友達も怖くて助けてくれず、母親に相談すると、「悲劇のヒロインぶるんじゃ無い」と罵倒される始末。自分の子どもがいじめられているという事実の方が許せなかったようです。だから、学校でも家でも泣く場所はありませんでした。唯一、叔母の家に遊びに行っていとこ達と遊んでいる時だけが現実を忘れられる時間。そんな小学生の自分に、いまの自分なら何をしてあげたいのか。ただ「大丈夫だよ。泣いても平気だよ。そばにいるからね。」って言ってあげたいと泣きながら告白。どうやら、これが自分の原点らしい。なぜ、住まいのおせっかい家なんて仕事を始めたかったのか。本当なら、泣いてる子どもを救える仕事がしたかったのかもしれない。でも、自分の興味がある建築でも、困っている人を助けられると信じてる。その人が使いやすい収納を提案する。子育てが楽しく出来る家にする。手すりを使いやすい位置に取り付ける。予算に収まる工事が出来る。お客様に寄り添って提案したい。だから、独立して相談業務だけをするおせっかい家なんて仕事を始めたんだ。そんな自分の原点を思い出す不思議な時間でした。最後に、あみちゃんが心が芯から暖かくなるメッセージをくれて、寂しかった気持ちも癒されました。安心して話せたからこそ、友達とおしゃべりしているような雰囲気で、自分がずっと蓋して見ないようにしてきた感情と向き合って原点を確認。コーチングにここまで出来る可能性があると知って、驚きの経験でした。