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ナンヨウセイタカブンブク

2017.05.07 05:51

ナンヨウセイタカブンブク Moira lethe Mortensen, 1930

分布: 沖縄県・オーストラリア 沿岸 潮下帯~水深 15m


ナンヨウセイタカブンブクセイタカブンブク

殻の形状はよく似ていますが、

棘が残った標本で比較ですれば 叉棘 には明確な違いがあります。

裸殻での違いは微妙ですが・・・ セイタカブンブクに比べ、

・殻の前面が非常に高い              

・肛下帯線内が大きく陥入し角度が鋭い       

・生殖孔より後方の後部間歩帯の正中線がよく隆起する

などの特徴で区別できるようです。

しかし、成長度合い(殻の大小)、

個体差なども関係してくるので紛らわしい!

分布域でも分けられるようなので、

見分ける為にも 産地は重要!ということでしょう。

画像の殻は オーストラリア 産 52mm


Schizasteridae (Family) ・ Moira (Genus)

ブンブクチャガマ 科 ・ セイタカブンブク 属