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bluefish

2社間給与と確定申告。

2020.01.09 00:31

4-5 2社間給与と確定申告。


5-1の追記です。


あるひとは、下記の様に、A社とB社から給与をもらっています。

A社    B社

25万   10万 =35万

ライフスタイルの変化に、伴い2か所以上の会社から給料をもらっている人も増えてきました。

①年末調整をどこで行うか?

2か所以上の場合には、

「主たる給与」A社

「従たる給与」B社

に分かれます。

一般的には、勤務時間が長い給料の多い方の会社を

「主たる給与」とします。

年末調整で、「主たる給与」の会社に扶養控除等申告書を提出します。

扶養控除等申告書は、1か所しか出すことができません。

年末調整も1か所でしか行うことができません。

年末調整は「主たる給与」の会社の源泉徴収税額の税率が安く、

バイト先の税率のほうが高くなります。

「主たる給与」の年末調整の源泉徴収税額表の甲欄で計算し、

「従たる給与」は乙欄で計算します。

②確定申告

年末調整は、毎月、源泉徴収した所得税を、1年分を計算しなおし、

計算の結果、還付・徴収するものです

2か所以上から給料をもらっていると、年末調整だけでは、1年間の税金を確定することができません。

2か所以上から給料をもらっている場合は、確定申告を行い、

最終的な1年分の給料で計算した所得税を確定を行います。

③確定申告の必要ない場合は?

2か所以上から給与があっても、従たる給与が年20万円を超えない場合は確定申告は不要です必要。

ただし、医療費控除や、ふるさと納税の寄付金控除を受ける場合は、確定申告が必要です。