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ホワイトニングの歴史

2020.01.09 22:10

ハロー!マネジメント歯科衛生士、東京医科歯科大学非常勤講師の辻村香恵です。

本日は、ホワイトニングの歴史!について、お話しをさせて頂きます!

何事もそうなのですが、先人の方々の努力があり、こうして便利な今、現在の快適な生活が送れています。

歴史を知るのは楽しいし、大切ですよね!

因みに、私は「砂糖の歴史」や、「小麦の歴史」、「日本と西洋の歯に関する歴史」などなど本を読むのが好きです。

と、余談は控えます。笑

と言うことで、始めて参ります。

Let's Goーーーー!!!!

さて、さて、

歯のホワイトニングという言葉が初めてアメリカの歯科雑誌に登場したのは、今から100年以上も前の文献で、最古のものは1844年にBerdmoreがミョウバンによるホワイトニングを発表しています。

当時は歯の着色を落として、歯を白くする程度の方法で、1848年には薬品である次亜塩素酸ナトリウムやさらし粉を使用して白くする方法が報告されています。

その後、ミョウバンを使用したようですが、なかなかうまくいかなかったようで、Chapple は1877年からはシュウ酸を使用し、歯の表面のエナメル質を溶かして、白くしていたとのことです。

現在のように過酸化水素を使用したホワイトニングは、1889年が最初です。

また過酸化水素に光を当てて白くする方法は、1918年に日光浴をしていたDr.Kulsmierによって偶然に発見されました。

その後、1968年には過酸化尿素を使ったホームホワイトニングの原型ができています。

ホームホワイトニングが実用化されたのは1989年で、それまで歯肉炎の治療に使用していた過酸化尿素に、歯を白くする作用があることを偶然に発見し、Dr.MunroのグループとDr.Haywood&Dr.Heymanのグループがほぼ同時に発表しました。

その後Dr.Haywood&Dr.Heyman の研究を元にOmni社(現在は3M社に吸収)から世界で初めて!のホワイトニング剤”White&Brite”として発売されました。

オフィスホワイトニングは、1991年にDr.Friedmanによって開発され、アメリカ松風から”Hi-Lite”が発売されています。

現在のすべてのオフィスホワイトニング剤の原型になっています。

1999年にはNASAの科学者だったDr.John Warner とリサーチャーのEric Montgomeryによって全体の歯を1時間で白くできる画期的な

ホワイトニングシステム“ブライトスマイル”を開発し、多くの特許を取得しました。このブライトスマイルは現在のマルチアーチ

(上下の歯に光が当たるようなライト)ホワイトニングの原型になっています。

それ以降、オフィスホワイトニングはハロゲンライトからレーザー、プラズマ、LEDと進化してきました。

ホームホワイトニングでは、より高濃度のものを使用して短期間で白くできるような薬剤が研究、開発されています。

現在では、世界中で100種類以上のホワイトニング剤が発売されています。

以前、ドイツのIDS - ケルン国際デンタルショーに行った際、ホワイトニングのブースは大変賑わっておりました!

世界では、ホワイトニングはポピュラーであり、歯を綺麗にしたい人たちが沢山いるということが分かりますよね。


昔の写真お恥ずかしいですが‥笑


因みに、IDS(ケルン国際デンタルショー)は、デンタル業界最大のトレードショーです。

ほんとに各国の歯科医師、歯科衛生士、または歯科に携わる業者の方々が沢山いらっしゃっていました。

余談なのですが、IDS(ケルン国際デンタルショー)は歯科業界で世界最大の展示会で、世界中から集まる革新的な最新技術や製品に対し、専門販売業者や医療サイドからは毎回大きな注目が寄せられています。2017年3月に開催された第37回ケルン国際デンタルショーには59ヵ国から2,305社に上るサプライヤーが出展し、157ヵ国から約155,132人の業界関係者が来場されたようで、総展示面積は163,000平米に及んでいたようです!!

私もケルンに行って、最先端の技術や、機械、トレンドを知る大変貴重な経験が出来ました。


さて、ホワイトニングの話に戻りましょう。笑




ホワイトニング年表

1844年 ミョウバンを使って歯の着色を落として白くする方法を“ホワイトニング”としてアメリカの歯科雑誌に紹介される

1848年 次亜塩素酸などの薬品による歯の漂白を開始

1877年 シュウ酸で歯の表面を脱灰させて白く見せるホワイトニングを考案

1884年 Harlanが初めて現在主流になっている過酸化水素を使用したホワイトニングを発表し使用が始まる

1911年 Rosental 過酸化水素に太陽光線を当てると歯が白くなることを発見し、発表

1918年 Abbot 過酸化水素に光と熱を作用させて、歯を白くする方法を考案し、現在のオフィスホワイトニングの元になる

1958年 Pearson 髄腔内に過酸化水素を作用させる

1967年 Nutting&Poe ウォーキングブリーチ発表

1968年 Klusmier矯正で使用していたマウスピース(トゥースポジショナー)に歯肉炎の治療のために過酸化尿素を入れて使用したところ、歯が白くなっていることに気づき、現在のホームホワイトニングの元になる

1986年 Munro 過酸化尿素によるホワイトニング方法発表

1989年 Haywood&Heymann ホームホワイトニング発表、アメリカでOmni社からホームホワイトニング剤”White&Brite”発売開始

1991年 Rosental 過酸化水素に太陽光線を当てて歯を白くする方法を発表し、アメリカでオフィスホワイトニング剤“Hi-Lite”発売開始。

1992年 アメリカでレーザーホワイトニングが始まる

1998年 日本で初めてホワイトニング剤“ハイライト”発売開始

実用化されたのは1989年です!

如何でしたか?ホワイトニング歴史!私もなるほどと再度ここに書いて思いました。

歴史を知ることは楽しいですし、先人の先生方、研究者の方たち、また携わった方たちに、今のホワイトニングがあることに感謝ですね!

こうして、私達は歯をきれいに白くする事ができ、白くきれいになった歯をお相手様に見せながら笑って、人生をHappyに過ごすことが出来ます。

わたくしも日々邁進して参りたい所存ですので、何か質問等ありましたらメッセージ下さいませ。

本日も、最後までお読み頂きありがとうございました!これからも記事をアップしていきますので宜しくお願い致します!

それでは、また!アデュー!