年末・年始のフィルム撮影
年末・年始、里帰りしたり小旅行をしたりしておりましたが、もちろんカメラは持ち歩いておりました。
カメラはライツミノルタCL。レンズはCANON Lマウント50mmf1.8です。
フィルムはコダックの200と、フジのSUPERIA Vernus800とが混在しております。
前半はコダックの200です。
母が亡くなってからは、帰省といっても特に何がしかの宴があるわけでもなく、もうただ墓参りのためだけに帰っていると言っても過言ではありません。
しかしまぁ、年に1~2回弟とただバカ話をするために帰るのも悪くはありません。
墓は父が亡くなった時に建て、当初父の在所であった信州に建てる案もあったのですが、結局参拝のことを考えると自宅近くの方がいいだろう・・・ということで、当時OPENしたばかりの墓地に建てました。
結果的にこれは正解でした。
やっぱりこういうものは「生きてる人間の都合」が最優先です。
しかし父の墓を建てた時はまだ空きスペースがたくさんあったのですが、あれから10年近く経ち、もう墓地はほぼ満杯になっています。
考えてみればそうそうお墓の引っ越しなんかしませんし、死者は日々量産されているわけですから墓というのは増えこそそれ減ることはありません。
元旦の朝は友人と初日の出を見に行ったりもしましたが、基本家でゴロゴロしており、退屈すると散歩に出かけ、近所のシネコンで映画を観て過ごしたりもしました。
ここまではコダックの200です。
以下SPERIA Vernus800です。
これもたまたま実家の近くのカメラ屋さんに在庫があったので買い求めたのですが、もう入手できる機会は減る一方でしょう。
いいフィルムだったのに生産終了は残念の一言です。
これでも手軽に使える感度800のフィルムの選択肢はほぼ途絶えたと言えます。
(ポートラは高すぎる!!)
実家からの帰りがけ、温泉に一泊してきました。
例年より極端に雪が少なかったです。
そして残りのフィルムを先日、休日の小旅行で消費してきました。
特に予定の無い休日にふらりと乗りに行くことの多い長良川鉄道で日帰り温泉に行っておりました。
この鉄道の「みなみ子宝温泉駅」は駅舎そのものが温泉施設になっておりまして、汽車が来る2分前まで食堂でゴロゴロしていられるのが気軽でいいです。
この日も温泉に入って、湯上りにビールと餃子、日本酒とどて煮・・・と飲み進めるうちに帰りの汽車がやってきました。
温泉効果とほどよい酔いも手伝ってか、帰りの汽車はほとんど心地良く眠っておりました。
今年もこんな感じで、街中スナップや小旅行の記録としてフィルムカメラを愛用してまいりますので変わらぬご愛顧の程お願いいたします。