「パリ高等法院の磔刑図」はフランス王家とパリゆかりの聖人たちの他、パリの著名な場所が描かれているという意味でも面白い作品です。
2020.01.14 04:23
「パリ高等法院の磔刑図」は、フランス王家とパリゆかりの聖人たちの他、パリの著名な場所が描かれているという意味でも面白い作品です。1枚目は中世のルーヴルの様子を示す模型。ルーヴルは、パリ高等法院があったシテ宮から見てセーヌ川の対岸に位置します。2枚目左奥の部分に、セーヌ川とその向こうのルーヴルが見えています。
(パリ、ルーヴル美術館)
(アンドレ・ティープル作?「パリ高等法院の磔刑図」、1450年以前着手、パリ、ルーヴル美術館、RF2065、2.26×2.70m)