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伝筆寺子屋 竹風庵 コトノハ筆文字

誰かの喜びを1ミリ担える幸せ

2020.01.10 16:02

1年を通して同じメッセージを描きお送りする、回を重ねる事に尊さを感じさせていただける作業。



それぞれ別のおじいちゃん、おばあちゃんの誕生日に贈られるカード達。


私はその方々とお会いしたことがないし、名前も知らない。


「温かいメッセージを描いて渡してあげたい」と言う橋渡しの存在があるから、関わらせていただいている心つなぐ作業。


現在120枚ほど描かせていただいたカードは、120人の《命のおめでとう》を祝い、喜びの笑顔を産む役割を少しでも果たしているのかもと考えると、夜もかなり更けてきても自然に手が動いていく。



そこにいないのに、まだ見知らぬ人なのに

その人の命を祝えるって

「頑固なおじいちゃんならこんな感じの色、喜ぶかな?おしゃれでお茶目なおばあちゃんはこんなのが似合うかな?」とか、未知の笑顔に想いを馳せられるって、どれだけ尊いことなのか。。。



このハガキでその方の喜びの一部を担ってるったってほんの1ミリくらいのこと。でも、その1ミリの役に立てることってホントに尊いことなだなと、最近身に染みて感じています。