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マヤ

『W旦那+(プラス)』 三代目妄想劇場 番外編(新生⑤)

2020.01.11 09:51

「あー!なんか分かるわー…」




「……」




「でもさぁ、廉くんも臣に負けず劣らずだよ」




「…僕がですか?」




「うん!芸能界に入ったらきっとブレイク間違いないだろね」




「僕は…」




「ん?」




「もしも隆二さんや臣さんが望んで下さるのなら…」




「ずっとここに…ベビーシッターとして通いたいです」




「そりゃあウチは大歓迎だよ。どんだけ助かるか」




「岩田さん一家が自宅に戻られた後も、通っていいですか?」




「ん~…乃愛や理太が家に帰ったら、ウチはたっくんだけになるけど…」




「それでも助かるよ」




「ありがとうございます」




廉はソファーから身を乗り出した。




テーブルを挟んですぐ近くに隆二の顔が迫る。




「あの、隆二さん」




「もう一つお願いがあります」




「なに?なんでも言って」




隆二は人懐っこい笑顔で答えた。




「僕…」




言いかけてすぐに、乃愛の眠る部屋から微かに泣き声が聞こえた。




「待って‼️廉くんごめん!俺、ちょっと行ってくるね💦」




「…はい」




隆二が子供部屋に飛んで行くのを見届けた廉は、グラスに残ったワインを一気に飲み干し、切なげにため息をついた。




つづく