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9-GATE Motor cycle maintenance/modefy

RD400 なんちゃってレストア作業

2020.01.11 12:48

2020年一発目の作業となりましたRD400。最終型の国内仕様。

昭和58年で抹消登録されている書類となるので、かれこれ38年(?)くらい

動かされていない車両でして。

当然なにもかもが当時のまんま。

懐かしすぎるセレクトのバックステップが装着されてます。(って知らんわなw)

という訳で、ゆる~くスタートしていきます。

まずは、前後のブレーキ廻りから。


とりあえずフルードの状態を見てみる。

もう臭いが危険すぎ。


キャリパーを外します。

が、ピストンは完全に固着。エアで吹いたくらいでは抜けてくれません。


こう言う場合は、ピストンプライヤーでいじめてもピストン内周部分をギタギタにするだけで

効果がありませんので、ちょっとした裏技で抜きます。

で、抜いた状態。こりゃ抜けないですね。

当然ですがキャリパシールは交換です。


フロントに至ってはもっと酷い状況。

こちらも裏技を使って抜いていきます。

それにしても歴史を感じるキャリパーですね。


マスターシリンダは、フロントはオーナーさんが程度の良いモノをお持ちだそうなので、

そちらを拝借することになりました。

リヤは、固着していただけで分解してみたところ、シール類はラッキーな事に良好。

もしかして昔にオーバーホールしてあって、放置されてしまったのかもわかりませんね。

兎に角ラッキーでした。

こちらは洗浄機で洗浄し、再組付け。

よく動くし、油圧抜けも無いのでバッチリ。


ボディは洗浄機で洗浄したあとホーニング。

ピストンはサビも無い状態で良好でしたので、ラッピングします。

最終的にボディはブラストして、塗装する事になりました。



という訳でマスターを元に戻してキャリパーの整備と塗装が終わりまで作業おあずけ。

他の部分を進めて行きます。