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なんにもないから、またはじめる

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。

2020.01.11 16:20

あの日見た花の名前を僕達はまだ知らないを観ました。

劇場版も含めて。


こういうものを観て、泣いただのなんだの言うのは好ましく思っていないのですが、ちょっと…、泣き過ぎて頭痛い…。


とても美しい作品でした。

寂しさも楽しさも、妬みや歪みでさえも、我々がかつては持っていたであろう純真に溢れている。

純粋性の喪失が大人になるということなのであれば、それは致し方ないことなのだと思います。


日が暮れるまで遊ぼう、暗くなるまでかくれんぼしよう、そんな思い出はありませんか。

僕はあります。

それはとてもとても美しいことだと思うのです。

夕日が山際に沈みかける頃、薄暗い町並み、色彩を失い始める木々、もう帰らなきゃ、でも、もっと遊ぼうよ、この作品はそんなイメージです。

痛くて甘くて苦い、幼少期の思い出は決して笑顔だけでは語れない。

子供は子供なりに、大人よりも全力で瞬間を感じ取っている。

だから甘いだけではないのです。


女の子は傘が似合うね。

きっと、優しいのだと思う。

村雨も降り積もる花びらも美しいだけではいられないから、静々と携える傘はきっと優しい。

そんな優しさで以て結ぶのです、約束を、誰かと。

誰かの為に。