ハーブの機能性と相互作用
2020.01.12 14:35
JAMHA(日本メディカルハーブ協会)主催の学術フォーラムに参加しました。
「いかにもハーブ」な話題に限定せず、野菜なども含めた機能性食品のお話、また生薬も含めた薬物相互のお話は示唆に富んでおり、とても興味深い内容でした。標準語アクセントの先生のお話は早口になるととっさに用語の漢字自体が浮かばない時もあり、メモを取る手が追い付かないくらいです(笑)。
やはりフィトテラピーを考えていくうえで今後目を向けていくべきは、「ゲノミクス」。最近こういうセミナーに参加する度に痛感します。
たとえば、この成分にはどのような機能があり、ヒトの体内でどのような作用をもたらすのかを今では遺伝子のレベルで研究がなされており、「〇〇は体によい」なんてあいまいな言い方や「個人の感想です」なんていうのははもう通用しない時代になってきました。
今後ますます研究が進んで、フィトテラピーを私たちの健康に役立てることができるようになるのはうれしいですね。
今日学んだことをさっそくレッスンのときにご紹介したい! 今月末のハーブやアロマのレッスンはいつもと違った切り口でお話できそうです。