ニューヨーカーに大人気!日本人芸術家「草間彌生」の個展に行くと、生きる上で大事なことに気がついた。NYで一流のアートに触れる
どうもこんにちは!ニューヨークでコーリビング(Co-living)ビジネスを展開する「Crossover」の2か月ニューヨーク起業家支援プログラムに参加している長村伊織です。
皆さんは、ニューヨークと聞いてなにを思い浮かべますか。ブロードウェイ、自由の女神、タイムズスクエアなど、挙げだしたら本当にキリがありませんよね。
そんな魅力たっぷりな街、ニューヨークでも異彩を放つのが、美術館やギャラリーといったアート分野です。そのアート分野で活躍する日本人がいるということで、その方の個展に行ってきました。
そこで僕は「生きる上で大事なこと」に気がつきました。そこで僕が考えたことなどをお伝えしたいと思います。
ニューヨークでも人気!世界で活躍する90歳の現役芸術家「草間彌生さん」とは
草間彌生(くさまやよい)さん。現在90歳の日本人芸術家です。出身は、長野県松本市。幼いころから悩まされていた幻覚や幻聴から逃れるために、絵を描き始めたそうです。
草間さんの作品のいくつかは、水玉模様などの同一モチーフの反復によって、絵画の画面や彫刻の表面を覆うことが特徴の一つにあります。中でも代表作はかぼちゃをモチーフにした作品かなと思います。
彼女自身は、日本全国はもちろんのこと、マドリード、ロンドン、パリと世界中の主要都市で個展を開いており、世界的にも認められた芸術家の1人です。
またファッションデザインや小説執筆なども行ったりしています。このように芸術だけでなく多岐に渡り活躍されている方です。
一流のアートを存分に楽しめる!ニューヨークならではのアート事情
草間さんの個展の中で圧倒的な人気を博していた部屋が「無限の鏡部屋(Infinite Mirror Room)」です。
この部屋に1度につき4人ずつ入り、完全にドアが閉められます。鑑賞時間は1分間です。そして1分が終われば「はい、次の4人!」というように交代していきます。
僕が行った日は土曜日だったので大行列でした。ちなみに待ち時間は、なんと3時間でした。それほど大人気でした。
感想は、率直に感無量です。草間さんの苦しんできた過去、そこから説かれていった自分のアート。あの素晴らしいクオリティーを無料で解放してくれるとは、なんてニューヨークは素晴らしい街なのだと感激しました。
絵画や彫刻以外にも、ファッションデザインや小説執筆など多岐に活躍している彼女の個展は、ニューヨークのチェルシーにある「David Zwirner」というギャラリーで開催されていました。場所はチェルシーマーケットの近くです。
残念ながら鑑賞期間が2019/11/9〜12/14だったため、すでに終わってしまいましたが、入館料は無料でした。このギャラリーは、アートに関心の強いニューヨーカーにも大人気でした。
そして周辺にはたくさんのギャラリーがあり、その日だけで5~6ほどのギャラリーに足を運びました。ちなみに、この日僕が行ったギャラリーは全て無料でした。
それも踏まえて、ニューヨークは「アートと身近な街」という印象です。日本ではなかなか芸術に触れる機会がなかったので、ニューヨークにいるうちにどんどん足を運ぼうと思います。
アートをつうじて気づいた、自分自身に向き合うことの大切さ
ギャラリーの説明につづき、いきなりこのタイトルを聞いて、「コイツは何を言っているのだ?」と思う方がほとんどだと思います。すみません、説明していきます。
今回、僕は草間さんの個展に行ってみて、考えたことがあります。それはアートに、これからの人生をより豊かにするヒントが隠れているということです。
アートには正解がありません。そして、僕たちがこれから歩んでいく人生にも正解なんてありません。
そんな両者で大事なことは、自分自身が「なにを美しい・カッコいいと定義し、それを追求していくのか」だと思います。いわゆる、考え方の軸というものでしょうか?
この世で僕を完全に理解できる人は、僕でしかないのだと思います。自分自身で意思決定をしていかなければなりません。
そのプロセスがなければ「他人のための人生」になってしまうような気がします。そうならないためにも、自分の中で確固たる軸が必要だと思います。アートを観ながら、そんなことを考えさせられました。
偉そうに言っていますが、僕は単純にアートが好きなだけです(笑)。ということで、ニューヨーク滞在期間中はたくさんの美術館やギャラリーに足を運びたいと思います!
是非皆さんもニューヨークにきた際は、アートにたくさん触れてみてください!きっと何かを感じられると思います!