普門院
2020.01.29 10:00
観音山普門院
宗派 曹洞宗
ご本尊 聖観世音菩薩
禅林街・津軽三十三ヵ寺 第三十三番
津軽三十三観音霊場 第三十三番札所(納めの札所)
津軽八十八ヵ所霊場 第五十二番札所
由緒
慶長十五年(1610)、
津軽二代藩主・信牧公は
弘前城築城に取りかかり、
翌十六年(1611)にはほぼ完成させて
堀越城から弘前城に入りました。
入城すると南に
木に覆われた茂森山があり、
頂上は本丸より高く
城内を見下ろしています。
信牧公は山を切り崩す事にしますが、
ここには観音堂があり
聖徳太子作の聖観世音菩薩が
祀られていました。
元和元年(1615)、
茂森山削平により
観音堂が金沢の地(現在地)に移転、
金沢山観音寺と改称されます。
延宝六年(1678)、
津軽四代藩主・信政公は
観音堂老朽化の為再建、
観音山普門庵と改称して
蘭庭院末寺に加えました。
大正七年(1918)、
二十五世・白沢俊明和尚の代、
寺格を得て観音山普門院と改称します。
禅林街・津軽三十三ヵ寺 第三十三番。
『いままでは
親と頼みし
笈摺(おいずる)を
ときて納める
茂森の寺』
津軽三十三観音霊場 御詠歌
『ふだらくや
なちのたきより
たにぐみへ
みちびきたまふ
やまのみほとけ』
津軽八十八ヵ所霊場 御詠歌
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