腰痛・肩こり・ギックリ腰・捻挫・打撲などにはコンビネーション治療
痛みをやわらげ、治りを早くさせるコンビネーション治療というものがあります。
コンビネーション治療とは、超音波療法と電気治療を組み合わせて行う治療方法のことです。
少しだけ詳しく書きますと、一般的な電気やマッサージでは届かない身体の深部にアプローチができる超音波と電気刺激(ハイボルテージ)を組み合わせた治療で、骨折や捻挫はもちろん、肩こり、腰痛、膝の痛みなどの早期改善が期待できます。
これは、超音波のマイクロマッサージ効果と電流の鎮痛作用により、血行を促進し、痛みを鎮めることで短時間での治療が可能になります。
野球の大谷翔平選手や陸上の桐生選手、他にも多数のスポーツ選手やトレーナーさんからも高い治療効果と評価を受けています。
これは、スポーツでよく起こりえる捻挫・打撲などの急性期外傷にも効果が大きく、時間が大切なプロアスリートの皆さんにとってありがたい即効性のある高い治療効果が期待できるためです。
もちろん、普段の生活で私たちがなりやすい肩こり・五十肩・ギックリ腰などにも高い治療効果を発揮します。
音の振動で1秒間に約100万回~300万回の高速ミクロマッサージを行うコンビネーション治療は、深度の深い部位まで到達することができ、電気療法などによるマッサージ効果の数倍の圧力を深部まで直接与えることができます。
先日は普段ランニングをされている患者さんに、このコンビネーション治療を行いました。悩みは腰痛で、その腰痛にも効果があります。
腰痛は、姿勢・内臓・普段の生活習慣など様々な要素が絡み合って痛みが発生するので、原因不明となることが多く、根本的な治療が難しく再発することが多いとされています。
整形外科さんなどの病院でレントゲンを撮り「ヘルニア」や「脊柱管狭窄症」と診断されるのは、腰痛患者さんの10%前後といわれており、それ以外のほとんどの腰痛は「特に問題なし」という診断になります。
結果として、痛み止めの薬と湿布だけ渡されることが多くなってしまいます。これでは、なかなか腰痛自体を治せません。
超音波コンビネーション治療で、痛みを緩和させるだけでなく、電気治療で筋肉トレーニングも行い、インナーマッスル(体幹)を鍛える。腰痛になりにくい身体を作るという予防医学の観点からも、私たち一般人にとっても有効です。
当院では様々な症状に対しての治療効果を高めるため、医療現場でも使用されるこの特殊な治療器を設備導入しています。一度、お試しください。