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飯豊まりえ、ホラー初挑戦で絶叫封印も「新しいホラー映画が生まれた」

2020.01.11 01:00

映画『シライサン』の初日舞台挨拶が1月10日、新宿ピカデリーで行われ、本作で主演を務める女優の飯豊まりえ(22)が、俳優の稲葉友(26)、安達寛高監督(41)とともに登壇した。

本作は、人気小説家・乙一として知られる安達寛高氏が長編監督デビューを果たしたホラー作品。安達監督が脚本も手がけ、「その名を知ると現れて、視線をそらすと殺される」という新たなホラーキャラクター『シライサン』の恐怖をオリジナルストーリーで描く。

初の単独主演&ホラー初挑戦となった飯豊は、「ただただ『シライサン』が一人歩きしていったらいいなと思います。どんどん『シライサン』の名前が知れ渡って、皆さんを震え上がらせてほしいなと思います」とにこやかに心境を語った。

役づくりについて聞かれると、「叫んだりとかのオーバーリアクションを取ってはいけないというルールがありました」と明かし、「ホラー映画のお話をいただいたときに『よし、叫ぼう!』と思って、いろんな日本のホラー映画とかを見たんですが、撮影前の衣装合わせの時に監督から『あまり怖がらないで。叫ばないでください』と言われたときに、ホラー映画のヒロインが叫ぶという醍醐味が封印されるのはどういうことなんだろうと思ったんですよ。でも確かに叫んだら怖さが終わってしまうと聞くと、新しいホラー映画が生まれたんじゃないかと思います」と納得した様子で語った。

その後、2020年の目標・抱負を漢字一文字で発表する企画が行われた。飯豊は“怖”と書いたパネルを見せ、「これはいいほうの“怖い”です。新しい環境に行くとどうしても不安な気持ちの方が先走ってしまうんですけど、何事も立ち向かうつもりで怖がらず丁寧に向き合って行きたいという思いを込めました。ホラー映画にもちなんでなんですけど“怖”にしてみました」と説明した。それを聞いていた稲葉は「ちゃんとちなんでて偉いなあ」と飯豊を褒めた。一方の稲葉は“実”と書いたパネルを見せ、「現実から目をそらさず、実践をし、実績を積み、実生活でも実りの有る生活をということです。映画にはちなまなかったですが、今年もよく生きようということですね」と説明した。

イベントの終盤には、1月5日が誕生日の飯豊と、1月12日が誕生日の稲葉をお祝いするためにサプライズで片目のない“シライサン”ケーキが登場。飯豊は「こんな怖いケーキ初めて見た」と驚きの様子。映画のヒット祈願のために作られた目をケーキに入れるように説明されると、「『シライサン』が大ヒットしますように」と願いを込めて目入れした。

最後に飯豊は「新しいホラー映画が今日産み落とされたと思っています。ホラー好きの皆様もホラーが苦手な皆様にも、どういう風にこの映画を捉えていただけるのか楽しみにしています。『シライサン』の名前がどんどん知れ渡ったらいいなと思います」とアピールした。

映画『シライサン』は、全国で公開中!

『シライサン』

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配給:松竹メディア事業部

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