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ロサンゼルス旅行記(2019)1日目①:出国〜エアチャイナで北京経由、LAXへ

2020.01.15 09:06

 ロサンゼルスにある本家ディズニーランドに行くのは幼い頃からの夢だった。小学生の時、当時はカリフォルニア・ディズニーランドと呼ばれていたが、そのガイドブックを本屋で買ってもらって、破れそうになるぐらい読み込んでいたのをよく覚えている。そして、大人になり、日本国内だけでなく、香港や韓国と遊園地巡りをする中で、やはり、どうしてもロサンゼルスに行ってみたいという思いは、ずっと消えずにあった。2019年12月に仕事の長期休暇がもらえることがわかったので、本格的に計画を開始。長年の夢だったはずが、あっさりとその時はやってきた。

 出発前の2日間も休みだったのだが、とにかく体調が悪かった。11月も体調を崩して仕事を早退したりしており、ずっとコンディションが良くなかったので、とにかく体力温存に努めた。ずっと寝転んでボッとしていると、緊張もあったのか、むしろ段々と行きたくなくなってきて、1週間、家で寝ている方がマシなんじゃないかと思ってしまったりするほどだった。時差ボケ対策の為、夜はほとんど寝ずにそのまま、ほとんどオールで早朝に出発。これが良かったのか、現地での時差ボケは全くなかった。関西国際空港へ向かう電車の中でも、ロサンゼルスへ向かうなど、まるで現実味がなく、今から普通に仕事へ行くような、そんなテンションだった。

 今回のフライトは中国国際航空、エアチャイナを選んだ。往復で8万円代と、とにかく安かったのが決め手だった。僕以上に家族はかなり心配していた(中国人や韓国人を平気でバカにするような平均的な日本人なので)が、個人的にはサービスなんかハナから期待していないし、日本的な過剰すぎるサービスも嫌いなので、特段気にしていなかった。実際、全くと言っていいほど、不満はなかった。中国人の観光客が山ほどスーツケースを持っているので、チェックインカウンターがとにかく混むし、機内の荷物入れもいっぱいなぐらいだ。口コミなどを読んでいると、中国人はうるさい等とよく書かれているが、おそらく言葉がわからないから、気になるだけ。たしかに距離感が近すぎる時はあるが、機内の感じは日本と変わらないように感じた。サービスもちゃんとしていていて、CAの人達も親切だった。むしろ、アメリカに着いてからの方がよっぽど酷いサービスばかりだったので。あのディズニーでさえも(笑)。

 機内食は基本的に中華料理。ただし、王将やバーミャンで食べられるような中華ではなく、完全に中国の庶民的な中華料理。僕は、もともと好き嫌いがないし、香港で体験済みだったので、問題なく全て完食したが、日本の美味しい中華をイメージする人には正直、キツイかもしれないレベル。実際、帰国してから写真を見せると、もれなく「不味そう」と言われた。個人的には全然悪くなかったけど(笑)。

関空から北京の機内食
唐揚げかぶりとモナカは気になるが美味しかった
北京からロサンゼルスの1食目
ご飯にパン、大量のひじき、とツッコミどころはあるが、
普通に美味しかった。付け合わせのザーサイがまた美味い
北京からロサンゼルスの2食目が一番ハズレ
エビのスパゲッティの味が薄くて美味しくなかった
まぁ、完食したけど(笑)

 関空から北京へのフライトは約3時間。映画「ヴェノム」を見た。映画の種類は充実していたが、専用のヘッドフォンが聞こえづらく、日本語字幕はなく、吹き替えだけなので、聞き取るのが大変だった。音漏れもしまくっていたが、皆が音漏れしていたので、気にせず音漏れさせまくった。郷にいれば郷に従え。気にしてしまった方が負けだ。

 北京での乗り換えが一番の難所だろう。乗り替えだけでも、入念な保安検査がされる。その厳しさには驚いた。基本的にはカバンから全て出して、身につけている物は、最低限の衣服以外、全部外さないといけない。しかも、軍隊みたいな人たちが威圧的に色々、聞いてくるので、かなり怖い。メガネも外さないといけないのだが、それを知らずに金属探知機を通ろうとしたら、取り上げられて、入念にチェックされた。スパイゴーグルの可能性もあるからだろう。日本は本当に平和すぎるし、逆に人を信用しすぎているなと思った。

 乗り換え時間は3時間あったが、空港内での移動込で、20分ぐらいで終わってしまったので、かなり暇だった。北京の空港は大きくて綺麗だが、外の景色も見ても、ガスっていてほとんど何も見えない。綺麗に晴れているのに、周りが本当に何も見えないのだ。かなり不思議な景色だった。

さすがに首都空港だけあって、大きくて綺麗
ただし、窓の外は大気汚染。。。

 関空で日本円をドルにしていたが、中国元を持っていないので、何もやりようがない。途中で喉が乾いてきたのだけど(飛行機で貰った水は取り上げられた)、少額を元に変えるのも勿体ないし、面倒なので我慢した。トイレの横に水飲み場があり、中国人たちがどこからともなく取り出してきたカップラーメンを作ったりしてしたので、ためしに飲んでみたが、完全にダメな味がしたので、すぐにやめた(笑)。海外で水はちゃんと買うに限ります。あとは、暇つぶし用に持っていたSwitchで遊んでいた。空港WiFiは無料で繋げたけど、激弱だったので、スマホは諦めた方が無難。充電場所は待合スペースに等間隔であって便利だった。

 北京からロサンゼルスへは約12時間。ほとんど動いていないので、体は元気だけど、頭が疲れているという不思議な状態になり、寝たり寝なかったり、うだうだしてしまって、かなり長く感じた。途中、「スマホを落としただけなのに」を見た。我ながら謎セレクトだが、意外と面白かった。横の席が10歳ぐらいの少年だったのだけど、終始、静かに座っていて、狭さも感じず、座席運は良かった。

充電スペースには黄色い看板がある
北京からロサンゼルスへの飛行機

 ロサンゼルスに到着すると、また出発した日の朝に逆戻り。エスカレーターを降りていくと、大きな星条旗が飾られていて、そのアメリカイズムに笑いそうになった。ついに来たという感じ。そこから空港を出るのに意外と時間がかかった。まずは入国審査。「何を聞かれてもとりあえず『サイトシーイング』といえば、大丈夫」という定番の話もあるぐらいなので、余裕ぶっていたが、5分ぐらい質疑応答があったのでビックリした。「何しに来たのか」「誰と来たのか」「誰かと会う予定はあるのか」「何日いるのか」「ホテルはどこか」「その住所はどこか」等、割とガッツリだった。並んでいる時間も相当長かった。その後、荷物を受け取り、空港から出るのだけど、またそこでも並ぶ。検疫があり、先ほど、入国審査で受け取った紙を渡していく。飛行機の到着から2時間弱ぐらいはかかってしまった。


ロサンゼルス旅行記(2019)1日目②:LAXからスーパーシャトルでアナハイムへ