『小学生なら知っておきたい教養366』の帯で改めて気付いた勉強にとって大切なこと
『1日1ページで身につく!小学生なら知っておきたい教養366』は、斎藤孝さんによる教材本です。
斎藤孝さんの本の中で僕が一番好きなのは『声に出して読みたい日本語』。今もお世話になっております。
そんな斎藤先生の本ですから、表紙を見た瞬間から期待値MAX。中を覗いて、購入を決めました。いいなと思ったポイントは3つ。
・クイズ形式
・1週間1テーマで区切られている
・イラストや写真が豊富
と思ったら、購入後にそのうちの2つが帯内コメントに書かれていたことに気付き、掌の上で転がされていた感を味わいました。まぁ、いいことはいいということで。
クイズ形式がいい理由は、能動的になれるからです。ただ情報を読むというのは子どもにとって辛い場合が多いですからね。クイズがあることで、その本に参加ができます。読書が上手な子は無意識にこれをしていますよね。すればいいってもんでもないですが、こういう知識本には大切な要素かと思います。
1週間1テーマもいい。オペラだったらオペラの話が、世界の遺跡だったら世界の遺跡の話が一週間ずっと続くわけです。こうすることで、点になりがち知識が線になりやすく、その分野の理解を色んな面から深めることができるんですね。
表紙含めて絵的に見やすいのもポイントでした。本棚に並べると、早速生徒の一人が手にとっていました。黄色に浮かんだ青い鳥が印象的だったようです。視覚から入る情報って強いですものね。
個人的には「新しい考えを出した人」ゾーンが好きです。心理学を学んでいた身として、フロイトとアドラーが同じページにいるのは、なんだか感慨深いものがありますね。
『1日1ページで身につく!小学生なら知っておきたい教養366』。オススメの本です。よかったら。
さて、話がちょっと変わります。
その話とは、今回この本を見て思ったことについてです。ある説を挙げてみましょう。
この本の表紙や帯にあった「一日1ページ」や「毎日2分」についてなんですが、こういう風にコツコツ習慣で物事を継続させられる子は、成績上げやすい説。勉強できる説。それも、新しい習慣を作れる子は特に。
つまり、この本を使ってそんな習慣作成の仕方をマスターすれば、得られる知識も相まって、それこそ鬼に金棒というわけですね。
習慣についてはこの記事でも触れています。
コツコツコツコツ。
それは君を目標達成へと運ぶ足音。
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小学生がこれ知ってたら驚くなというやつもあるけど、面白いよ。