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CANVAS

バレイヤージュとインナーカラー

2020.01.14 07:45

ご紹介で、だいぶ遠方からいらしてくださったお客様です!

ありがとうございます😊


いつも退色が早く、黄色味が出やすいようです。

今まで出会ったお客様の中でも5本の指に入るくらい色素が薄く、カラーコンタクトと間違えるほど裸眼は明るくキレイなライトブラウンで、何度か吸い込まれそうになりました笑


こちらも油断すると全然違う色が入ってしまうので、しっかり調合しました。

黄色味を消して、緑味を一切出さずにアッシュにトーンダウンさせるのが目標です。

でも!!もともとの地毛が2トーンほど明るいので、全体にダークカラーは避けたいところ。

カウンセリング中に『インナーカラーをやりたい!』と提案があり、そこからお任せのデザインカラーをさせていただくことにしました。


通常、インナーカラーは内側を明るく、表面はコントラストをつけるため、ダークカラーで落ち着けますが、今回は逆です。

バレイヤージュも同じく、アルミに包むのはブリーチの箇所ですが、今回はローライト の箇所をアルミで分け取りました。



お顔周りや内側の髪が暗く、立体感が出ています。

イルミナのオーキッドとオーシャン、ヌードを調合しました。

アッシュを強くしてしまうと、お客様自身の透明感が損なわれるので、ヌードで柔らかさを出しました。


昔、『カラーのデザインを考える時、木を想像しなさい』と教わった事があります。

自然の中にあるものは、常に自然で、まわりに溶け込みます。異色なものは、大概毒があり不自然だけれども、芸術的で唯一無二で個が強い。

髪も同じで、光を浴びる表面は明るく、内側や、特に明るい箇所と隣り合う髪は暗く見えて当然です。ただワンカラーで染めるだけでなく、ちょっと手を加えることで、毎日の鏡の前が楽しみ!!になります。是非、みなさんも挑戦してみてくださいね!