Parametric Equalizers
パラメトリックとかパラメーターってググると統計学や数学の話になって、まったく難しいお話の展開になります。
パラメトリックイコライザーはイコライズするポイントを「要素(パラメーター)」に分けていると捉えることにすると分かりやすいかも。
イコライズする要素は三つ。
1. 周波数
2. 帯域の幅
3. 音量のレベル
と、このようになるんですけど、グラフィックイコライザーとパラメトリックイコライザーの違いってなんなんでしょうかね。
周波数ポイント 帯域幅
グラフィックイコライザー: 固定 固定
パラメトリックイコライザー: 可変 可変
自分なりに分かりやすくまとめると上記の通りです。間違ってましたらごめんなさい。
要はパラメトリックイコライザーはグラフィックイコライザーほど変更できるポイント数は少ないけれど、自由にポイントをかゆい周波数に設定してかゆい範囲を広げたり狭めたりして、増減できるイコライザーということでしょうか。
お決まりの周波数と帯域幅の範囲でコントロールするグラフィックイコライザーに対して周波数も帯域幅も自分で設定できるのがパラメトリックイコライザー。
両者それぞれ得意分野が異なります。この二つを上手に使いこなすことでオーディオを通して聴くサウンドの出っ張ったり引っ込んだ箇所の均質化を行って健康的な?サウンドで音楽に浸れると思うんです。
人生長いようで短い。聴きづらい音に我慢せず、使えるものはなんでも取り入れてみたいものです。
うちでは、音源 → グラフィックイコライザー → スピーカーマネジメントシステム(パラメトリックイコライザー内蔵) → パワーアンプ → スピーカーの構成で音楽鳴らしてます。
たまに、イコライザーをバイパスすると大変なことになります。とんでもない暴力的で不透明でいびつな音の羅列っていうか。笑