Bruno Walter plays Brahms, etc.

CDが発売された当初から大指揮者　ブルーノ・ヴァルター指揮のステレオ録音を揃えて聴いてまいりました。でも、そのマスターはLP時代のイコライジング（センターチャンネルの中音域を多く取り入れ、低域をカットし高域をずり上げる）で、なんともわたし的には許せないシロモノでした。

今回、オリジナルテープを徹底的に修復した上で、改めて自然なバランスにイコライジングし直して発売していただきました。ヴァルター氏が望んだであろうバランスで聴くことができるのはとても幸福なことだと思っています。

日本国内のみの発売ではありますが、モーツアルト、ハイドンの初回バージョンから２回目のベートーヴェン、３回目のブルックナーとヴァークナーと続き、４回目は大好きなブラームス、シューマンと充実してきたのは嬉しい限りです。