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お食い初め/大塚智穂

2018.03.26 12:35

2017年12月16日。

3020gの元気な男の子が産まれました。

2日がかりの大仕事を終え、実家でのんびり、それはのんびりと過ごさせていただき、先日小豆島へ戻って参りました。そして、本日、生後100日を迎えました。

今はネットで検索すればなんでも調べられる時代。あぁ、なんて便利なんでしょう。本当にありがたい。そして、「お食い初め」で検索すると、『お食い初めセット』など、お赤飯や尾頭付きの鯛が全部セットになっている商品もあったりして、本当に便利な時代です。

『お食い初め』とは。

子供が一生食べ物に困らないように願う儀式。生後100日目が一般的だが、地方によっては110目や120日目に行う場合もある。

準備する物は以下です。

【お食い初め用の食器】漆器。通常の食器でも代用可 → 自宅にある思い入れのある食器を使用。

【箸】柳で作られた、両端が細くなっている箸。通常の箸でも代用可 → 自宅にある通常の箸を使用。

【料理】一汁三菜。

・鯛などの尾頭付きの焼き魚 → 肥土山の岡田屋さんで尾頭付の鯛をお願いしておいたので、自宅のオーブンで焼きました。(盛り付け時は頭を左に尾を右に置く)

・吸い物 → 小豆島なので「フシ」を使ったお吸い物。

・煮物 → 前日に炊いておいた煮しめ。

・香の物 → HOMEMAKERSの大根で紅白なますを準備。

・赤飯、白飯 → 栃木の綾ちゃんところから送ってもらった餅米とささげで当日お赤飯を蒸しました。

・シワがいっぱいになるまで長生きできるように梅干を添える習慣もあります。 → 自家製の梅干しを添えました。

【歯固めの石】歯固めの儀式用の小石。お宮参りの神社や氏神でもらうか、川や海など水辺の小石を拾い、洗ってから使用する → 氏神様の境内でお借りしました。

さて、儀式は「ご飯→吸い物→ご飯→魚→ご飯」の順番を三回繰り返してから「歯固め」へ。「歯固めの儀式」では、箸で歯固め石に触れてから、赤ちゃんの歯(歯茎)に当てる。

とまあ、前日の準備や当日の準備に追われながらも、やっぱり手作りでやってやりたいのが親心(あ、こうゆう時にでるのね、親心)というものでして、お赤飯も多めに蒸して、何軒かに配ってまわったりと、バタバタと100日は過ぎていきました。

儀式をしている最中は「食べるものに困ることがありませんように。もう少し大きくなったら一緒に美味しいものを沢山食べようね。色々なものを作って食べさせてあげるからね。」と。まだパイしか飲めませんが、私たちが食べている様子を涎をダラダラにして眺めていたので、どうやら我が家のちびすけは、結構な食いしん坊になると思われます。

大塚 智穂