ロサンゼルス旅行記(2019)1日目②:LAXからスーパーシャトルでアナハイムへ
ロサンゼルス旅行記(2019)1日目①:出国〜エアチャイナで北京経由、LAXへの続きです
ロサンゼルス国際空港(LAX)からディズニーランド・リゾートがあるアナハイムへはスーパーシャトルという乗合バスを予約していた。飛行機が到着した時から親切に案内メールが来ていたのだが、ターミナルを出るといきなり迷子。セーターを着ていても肌寒いぐらいだったが、周りにいるアメリカ人たちは真夏のような格好をしている。tdrnaviの口コミではスーパーシャトルのカウンターがあると書かれていたが、それも見当たらない。ピックアップに来る車やバスの数が多すぎてカオス。、とりあえず、メールからチェックインしてみるが、どこに向かえという指示もなし。大きなキャリーバッグをコロコロと転がしながらウロついていると、明らかにヤル気のないデカイ黒人がスーパーシャトルと書かれた青いパーカーを着て立っていた。アメリカ到着からいきなりハードモードだなと思いながら、声をかけてみる。予約番号を見せると、もう配車されてるから、ピックアップポイントへ行けと言われた。以前はスーパーシャトル専用の乗り場があったみたいなのだけど、今は、UverやLyftなどすべての配車サービスと共通のピックアップポイントに行くのが正解だった。
そこに着くと、ディズニーへ行く風の人達が集まっていて安心した。しばらく待っていると、ウーピー・ゴールドバーグみたいな黒人のオバちゃんが声をかけてきた。「予約した人?着いたら呼ぶからここで待ってて」と。結局、15分ぐらい待たされてバンが到着。ヨーロッパ系のカップル、アメリカ人姉妹、陽気な白人おっちゃんと6人で、メキシコ人運ちゃんに乗せられてアナハイムへ向かった。
アナハイムへ向かう道中は白人のおっちゃんの独壇場だった。とにかく1人で周りに話しかけ、電話をしては大声で話していた。窓の外は映画で見た世界。煌びやかなハリウッドではなく、ギャングが抗争を起こしてそうな汚いアメリカという感じの街並みがずっとハイウェイの周りに広がっていて、テンションが上がった。途中、横転した車があったりと、まさに「ワイルドスピード」とか「バッド・ボーイズ」みたいな世界観だった。
1時間ほどでアナハイムへ到着。3つのホテルを周り、ようやく僕が泊まるモーテルへ。乗り合いなのでしょうがないが、色々としんどかった。帰りの分もスーパーシャトルを事前に予約していたのだけど、キャンセルしてしまった。片道20ドルぐらいと破格だけど、これなら少し高くてもUverの方が良いかなと思ったので。後で知ったことだが、2019年内でLAXからのスーパーシャトルは廃止。ディズニーエクスプレスという公式シャトルバスも2020年1月で廃止になったので、もはやUver一択になってしまったみたいだ。
泊まったのは「アナハイム・エクスプレス・イン」という激安モーテル。13時過ぎぐらいに到着したので、チェックインできるか少し心配だったが、全く問題なかった。ホテルとしての設備や機能は、コンセントが壁から外れていたり、浴室のタオル掛けがタオルの重さに耐えきれずに勝手に落ちたり、排水溝も臭うし、と最悪なレベルだった。まぁ、遊んで寝るだけだし、個人的にはそういうのも含めて楽しめる人間なので問題なかったが、人にオススメはしない(笑)。良い点としては、カウンターにいるスタッフの人が親切で感じが良かったこと。基本的に空いていて、静かだったこと。
4人部屋なので、かなり広く、何をするにも動き回らないといけないので、コーヒーメーカーやゴミ箱などをデスクの周りにすべてを集約して過ごしていたのだけれど(この辺りは元来の日本人なので)、翌日にはすべて元の位置に戻されている、というのを毎日繰り返した(笑)。
一見すると、綺麗な部屋だが、
なかなかガタが来ていた
モーテルからディズニーへは歩いて20分ほど。想定していたよりは遠かったが、苦になる遠さではなかった。ディズニーリゾートのすぐ横の大きな通りを真っ直ぐ歩いていくだけなのだが、正直、あまり治安が良いとは言えない。バス停ごとにホームレスはいるし、よくわからないものを売ろうとしてくる露天商もいた。近くにトイストーリー・パーキングという立体駐車場があり、そこからシャトルバスもあるので、不安な人は利用した方が良いかもしれない。僕は途中にあるセブンイレブンで食料調達をしていたので、1度もバスは利用しなかった。開演前と閉園後は、人通りも多いので、特に危ない目には合わなかったが、警戒するに越したことはない。
ディズニー沿いの大きな通り
ホームレスが意外と多い
ディズニーランド・リゾートに着くと、まずはセキュリティチェック。今日1日で、いったい何度検査を受けるんだと思いながら、今回もバッグの中まで細かくチェックされる。上着も全部、触って確認された。東京のユルさとは大違い。入り口付近に警察車両がいたり、警察犬が巡回してるなどテロ対策が本気だ。リゾート内にはいると、右にディズニーランド、左にカリフォルニアアドベンチャーの入り口があって、向かい合っており、5分ほどで行き来できるようになっている。1日目はゆっくりと歩き回るつもりだった。まずはディズニーランドから。
ミッキー型のベンチが可愛い!