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求人広告で「やりがい」っていう言葉が大漁なので、こんな本を読んでみるといいと思います。

2013.12.11 01:16

いまさっき、求人広告でやりがいっていう言葉、どれくらいヒットするかな?と調べてみたら、1,290万件ありました。やりがいが、大漁ですね。

 

やりがいって検索すると、

こんな風にgoogleさんではでてきます。

だいたいそんな風にみなさん思ってるんでしょう。

 

さて、15卒のリクルーティングも始まってまもなく2週間というところですが、

マイナビさんもしっかり「やりがい」で沢山検索できますね。

リクナビさんも、大漁です。

やりがい祭です。

 

中途でも

大漁!

 

アルバイト・パート市場でも

大漁!!!

 

日本のリクルーティングは、求人を出す側にとっては、やりがいプレゼンテーションの場なんじゃないかなぁと思います。

 

さて、やりがいという言葉。

辞書で調べると「そのことをするだけの価値と、それにともなう気持ちの張り。」という事でございまして。

求人広告とかだと、価値=対価とするような表現よりも、どっちかといえば気持ちの方をフィーチャーする事のほうが多いかなぁと思います。
モチベーション理論で有名なF.ハーズバーグが提唱した「動機付けと衛生要因の理論」

とかの考えをベースにしておくと、「ギャラ・福利厚生・人的要件・環境」のコミット重視ではなく「仕事の達成感、他社からの認知・承認・賞賛や、昇進・昇格・権限付与、仕事自体の楽しさ」を重視したほうが満足感高いよ!とか端的に言ってますし、マズロー欲求段階説とも沿った理論なので、これに従って求人広告を書いておけば~その後のマネジメントも同じようにやっていけば~不満はそんなに起きないかな?といった感じで(そこまで考えてないかも知れませんが)だいたい広報やらなんやらやっているでしょう。

価値=対価でやると、本当にしっかりコミットしないとあとあとまずいのと、それをやるときりがないという感じで、やりがいが大漁に発生するのかもしれません。

 

対価とかでなく、所謂「やりがい」で幸せになれるなら、まぁそれはそれでいいと思います。が、働く側・雇う側双方、やりがいという言葉に毒されちゃいませんか?と自問自答くらいはしというたほうがいいかもしれませんね。

 

そんな中で、こんな本を読んでみてもいいかと思います。ライトにね。

 

やりがい論―「自分探し症候群」から抜け出すために