瀬賀 龍

# 未来のパーマ # 3

2020.01.16 14:36

みなさまこんにちは


年内中に新しい概念のパーマを作るべく

不定期に更新しています

# 未来のパーマ


#3でございます


前回まではこちら↓

さて


・不快感・かけ方は前回までに書いたので


今回は問題点の残り1つ

・薬剤


についてなのですが

ケミカルな話になるので

ご了承ください🙇



ほとんどのパーマ液の1液に含まれている成分

・還元剤

・アルカリ剤

・水

・保護成分


当然ながら

それぞれにとても大な役割があります


特に

・還元剤

・アルカリ剤

はパーマをかける上で要です


問題は

これらが

パッケージになっている部分


かなりざっくりな言い方ですが

役割が分担されているのに

パーマ液を選ぶ時にかかりの強さの弱中強

みたいな分類しかない


細かいこと言えば

還元剤の種類、アルカリ剤の種類で

質感やかかりの弾力等の調整はできるのですが



肝心要の還元剤、アルカリ剤の調整は

パッケージでしかなく


より細かな調整が出来ないのです


要するに


アルカリ剤そんなにいらなくて

還元剤多めでいんだけどな~


みたいな調整が出来ず

この場合現行の薬剤では

無駄にアルカリ剤によるダメージをうけます



これ

なんでパッケージかというと

おそらくなんですが


このパーマ液かかりますよっていう

メーカーの保険的な要因が大きいと思います

マニュアル操作じゃなくてオートマチック的な



かからないと困るのはメーカーだけど

髪が傷んでこまるのはお客さまって話で



もうね

同じパーマという作業を50年も続けて

継承してきている美容師さん達は


パーマかけるって事

薬剤がどう反応するかって事


数値で説明できなくても

わかり尽くしてる

言わば


おばあちゃんの知恵袋👵


理由はよくわからないけど

そうなっちゃうやつw




メーカーさん達が思っている以上に

パーマ液の事を美容師さん達は知り尽くしている


長年使い倒してきたから

限界も知っている

だからパーマに

伸び代を感じられないよね



とても残念な現状だと思う

メーカーもお金になりやすい

カラー剤やトリートメント剤に力を入れるのは分かるけど



おかげでサロンでは

パーマではなく

アイロン仕上げばかり


私は

それでいいって思ってなくて


だって巻くの面倒じゃん

時間かかるし


あ、お客さまがね(>д<)

私がじゃないよ~


もういい加減

アイロンの巻き方だ何だって

お客さまにスタイリングの時間も

熱によるヘアダメージも負担かけるのは

終わりにしていきたいもんですね



まだまだ

見えてない部分が多すぎる未来のパーマなんですけど


ロッドを未使用のパーマのかかり上がりです

青い線で囲まれている

2束だけ

実験してみました


薬剤が肌に触れる事もなく


施術時間は

2束だけだから

かけはじめから終了まで5分くらい


少しずつ形になってきておりま~す(・∀・)v


では!