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[大寒]寒の水でおいしい味噌や酒ができる?

2020.01.20 07:13

1月20日頃(2020年は1月20日)から立春までの期間。 

冬の季節の最後の節気です。

寒さがさらに厳しくなり、1年中で最も寒い時季。

小寒から立春までの30日間を寒の内といい、大寒はそのまん中にあたります。

寒稽古など、耐寒のためのいろいろな行事が行われます。

また「寒仕込み」といって、寒気を利用した食べ物(凍り豆腐、寒天、酒、味噌など)を仕込むのに最もよい時期とされています。

寒の水って何?寒九の水はさらに良い?

寒の水とは、寒の内の間に汲んだ水のこと。
この時期の水は、雑菌が少なく体にも良いとされてきました。

また、長期保存に向いているとされ「寒の水」で作られた味噌、醤油、酒は腐らないといわれています。 中でも、寒の入りから9日目に汲んだ寒九の水は薬にもなるといわれるほど良質とされ、酒造りにおいて最高の酒ができるといわれています。

寒九の水を汲むイベントも!

新潟県では、山で寒九の水を汲むイベントもあります。

寒九の水をつかった美味しい新酒や、ご家庭で味噌を仕込むのも良いですね!