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ねこらむ、スピンオフ回(その5)です。

2020.01.16 08:15

こんにちは。

現在スピンオフで肺ガンを宣告された実家の猫の様子について書かせてもらってます。

今回で5回目です。


実家の猫、杏(あんず・オス12才)が肺がんで余命あと1ヶ月と言われてから、丸2ヶ月が経ちました。

アタシがあんなに騒ぎ立てたもんだから、心配してくれていたヒトからは「まだ生きてるんかい!」って言われそうでなんとも言えないきもちですがが、杏は生きています。

1ヶ月ってことは、クリスマスは一緒にいれないかもしれないし、ましてや新年を迎えられるなんて思っていなかったのが本音なので、今、目の前でスヤスヤ寝ているところをみると、「ねぇねぇ、あとちょっとでホントにいなくなっちゃうのかね?」とリアルに首をかしげてみたりする。

誰もみてないのに。


先生のいう余命は目安でしかなく、個体差もある。

余命1ヶ月と言われても2週間で亡くなるコもいれば3ヶ月頑張ったコもいるとのこと。

猫は今を生きる者だと何かで読んだことがあります。

長生きしたいと思うこともなければ、死にたいと思うこともなく、とにかく今を生きるだけで、死の概念がない、と。

なんて潔くて強い生き物たるや。

それにくらべてアタシたちの往生際の悪さったら。ほんとゴミだよ。


久しぶりにレントゲンを撮ってもらう。

前回撮ったものと比べると当然のことながら悪くなっていたので、アタシの肺と替わってやりたいと思いました。


呼吸は苦しいはずなのに、相変わらず酸素ハウスには入ってくれません。

なので2ヶ月借りっぱなしでほとんど出番がなかった酸素ハウスを返却することにしました。


ありがとう、酸素ハウス。

出番がなかったけど、あるだけでなんとなく安心だったよ。

安心って高くつくけど、そーいうことなんだな。


先生に相談したところ、使った分だけ支払うボンベタイプがいいとのことで、ウチでも今後はこれを導入予定。


今日もありがとうございました。

杏の生存報告でした。


舞草香澄